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連座制訴訟5月21日判決 案里前議員、出廷せず結審―広島高裁

2021年04月23日16時38分

 河井案里前参院議員(47)=公選法違反罪で有罪確定、議員辞職=陣営の選挙違反事件で、広島高検が案里前議員への連座制適用を求めた行政訴訟の第1回口頭弁論が23日、広島高裁(横溝邦彦裁判長)であった。案里前議員は出廷せず、即日結審した。判決は5月21日に言い渡される。

〔ニュースワード〕連座制

 案里前議員は2月、公選法違反罪で有罪が確定し、5年間公民権が停止されている。連座制が適用されれば、その時点から5年間参院広島選挙区からの立候補が禁止される。
 案里前議員が初当選した2019年7月の参院選で、元公設秘書が車上運動員に法定上限を超える報酬を支払ったとして、公選法違反(買収)罪に問われ、昨年12月に有罪が確定した。広島高検は元公設秘書が「組織的選挙運動管理者」だったとして、案里前議員への連座制適用を求めて提訴した。

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