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備前市にある浄化センターの一角に放置状態で留置されている片上鉄道のキハ801形。ぐるぐるに巻かれていたブルーシートが剥がれた廃車体が廃線探訪本の表紙になっていたので気になり見に行きましたが・・・・・、ほぼ全てのブルーシートが剥がれ落ち本当に痛々しい姿がそこにありました。
 
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湾内に面しているので塩害による腐食は凄まじいものですが、全面の「801」、側面の秋田県の小坂鉄道に所属していた頃の「キハ2100」や換算表記は辛うじて残っていました。
 
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窓ガラスは所々しか残っておらず、卑猥な落書きも書かれたりと散々な目に遭っているキハ801形。ここまでくればもう修復は不可能なのでしょうか?。
 
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浄化センター脇の鬱蒼とした空き地に佇むキハ801形。恐らくこの空き地に公園か何かを整備し展示物としての余生を送る為にこの場所へやってきたのではないでしょうか?。搬入とほぼ同時に起きたバブル崩壊の煽りか、別の理由で計画が頓挫しこの様な形になったとも考えられますが真意は分かりません。どちらにしてもこのままでは遠くない日に解体されるかもしれません。