|
経営難の福岡が脱退=チームも解散−バスケットSリーグ
バスケットボール日本リーグ機構(JBL)の蒔苗昭三郎会長(日本バスケットボール協会副会長)は19日、東京都内で記者会見し、男子のスーパーリーグ(Sリーグ)に今季から新規参入した福岡レッドファルコンズが経営危機のため20日からのリーグ後半戦に参加できず、リーグ脱退が承認されたと発表した。同席した福岡の船田幸夫社長代行は「本日でチームは解散になる」と話した。
JBLと船田代行はこの日、Sリーグ参加継続に向けて話し合ったが、福岡は後半戦(14試合)に必要な資金調達の見通しが立たず、JBLも支援できなかった。蒔苗会長は「JBLの責任を持って、話し合いを終結させた」と説明。福岡の選手には、Sリーグおよび日本リーグのチームへの移籍を働き掛ける。
船田代行は現在の運営会社を清算し、今月末にも新しい運営会社を設立し、後半戦参加を目指していた。同代行は「福岡にバスケットボールチームを残したいので、新会社はつくろうと思っている」と表明。新会社ができた場合、日本協会の管轄外で昨年11月にスタートしたプロリーグ「bjリーグ」への来季以降の参加を模索していくという。
[ 時事通信 2006年1月19日 19:31 ]
前後の記事 - [バスケットボール]
|
|
|