小泉今日子×クドカン「あまちゃん」以来のタッグ!今度は女囚復讐劇「面白いこと間違いなし」
歌手で女優の小泉今日子(51)が10月スタートのTBS系連続ドラマ「監獄のお姫さま」(火曜・後10時)に主演することが25日、分かった。連ドラ主演は14年のフジ系「続・最後から二番目の恋」以来3年ぶり。TBSでは01年の「恋を何年休んでますか」以来16年ぶりの主演となる小泉が演じるのは、なんと“女囚”役! 人気脚本家の宮藤官九郎氏(47)のオリジナル作品で、13年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」以来のタッグだ。
舞台は現代。5人の女が、仲間の女性の復讐(ふくしゅう)を果たすためイケメン社長を誘拐するところから始まるが、実はその5人はある女性刑務所の元囚人と刑務官。なぜ、その復讐劇を計画したかが、6年前の刑務所時代にさかのぼって明かされる―。
設定はサスペンスだが、宮藤作品らしい会話の妙を描くコメディー。不貞を働いた夫を刺した殺人未遂の罪で服役する主人公・カヨを演じる小泉も「久しぶりの宮藤官九郎さんの脚本です。脚本通りに演ずれば面白いこと間違いなしだと思ってます」と信頼を寄せる。
共演者も豪華だ。女囚のリーダー格・千夏を演じる菅野美穂(39)は「エスプリと同時に、さく裂感のあるクドカンワールドに自分も参加させていただけることに、ワクワクしています。そして、小泉さんとご一緒できるなんて…やったー!」と大興奮。その他の女囚のメンバーには森下愛子(59)、坂井真紀(47)、夏帆(26)。やがて女囚たちの計画に手を貸す刑務官役を満島ひかり(31)が演じる。
宮藤氏は、自らの脚本家生活を振り返り「結局、おばちゃんのおしゃべりを書いてる時が一番楽しいという結論に至りました」とコメント。「愛すべきカッコイイおばちゃんのおしゃべりと衝動によって転がり続ける無責任クライムエンターテインメント。楽しんでもらえたら最高です」と呼びかけた。