真新しいコートでサッカーを楽しむ園児=富山市草島のサッカー場

地域スポーツ

人工芝サッカー場、初プレー 富山・草島

2019/05/30 02:24

 富山市サッカー協会は6月1日、同市草島の北陸電力総合運動公園内にフルコート1面分の人工芝サッカー場をオープンする。29日、さみどり認定こども園(同市千原崎)と認定こども園晴雲幼稚園(同市草島)の年長児約80人が招待され、真新しいグラウンドでサッカーを楽しんだ。

 

 サッカー場は縦105メートル、幅68メートルで、天然芝に近い性質のロングパイル人工芝を使った。サッカーのナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町)の全天候型練習場と同仕様となる。LED照明6基、アップ場が設置され、6月中に簡易スタンドも設けられる予定だ。

 

 29日は招待された園児が、サッカーJ3・カターレ富山のスタッフとサッカーを楽しんだ。園児はウオーミングアップの後、ドリブルやミニゲームで体を動かした。さみどり認定こども園の飯野葵ちゃん(5)は「ふかふかで楽しかった。転んでも痛くなかった」と笑顔を見せた。

 

 サッカー場は、2月末から工事が始まり、28日に完成した。市サッカー協会が管理し、カターレ富山に運営を委託する。市サッカー協会の遠藤忠洋会長は「素晴らしい施設が完成してうれしい。多くの人に利用してほしい」と話した。