ギリシャで5月に続く2度目の総選挙、中道右派が2期目の単独政権へ

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パリ=宋光祐
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 ギリシャで25日、先月に続いて2度目となる総選挙(一院制、定数300)が行われ、中道右派「新民主主義党(ND)」が大勝した。2期目の単独政権樹立が確実になった。経済成長を実現した手腕が有権者の支持を得たとみられる。

 総選挙は議会の任期(4年)満了に伴い、5月に一度実施された。NDは第1党になったが、146議席で単独過半数には届かなかった。党首のミツォタキス氏は他党との連立を望まず、再選挙を選択した。

 内務省によると、NDは今回の総選挙で、158議席を獲得(開票率約98%時点)。チプラス元首相の急進左翼進歩連合(シリザ)は48議席だった。

 2019年から首相を務めて…

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この記事を書いた人
宋光祐
パリ支局長
専門・関心分野
人権、多様性、格差、平和、外交