会社概要
- 会社名
- 株式会社放送表現教育センター
- 所在地
- 東京都世田谷区北沢2-8-13
- TEL
- 03-3467-6871
- FAX
- 03-3467-6873
- 設立
- 1974年11月9日
- 資本金
- 2000万円
- 代表者
- 代表取締役社長 伊東忠美
- 事業内容
- 1、放送表現教育及びマスコミ表現教室の経営並びに之れに類する教室の経営
2、講演会・講習会・公演会・研究会の開催並びに講師派遣
3、テレビ・ラジオ番組・映画・ビデオ映像・コマーシャルフィルム・ビデオ・DVD・書籍等の企画・制作・販売
4、宣伝公演に関する企画製作
5、飲食店の経営
6、撮影・録音の貸スタジオ経営
7、タレント要請及び斡旋業務
8、前各項に付随する一切の事業
放送表現教育センターの歩み

当センターは、昭和47年、NHK文化基金の助成を受け『江戸語・東京方言』の収集・記録を目標に、金田一春彦博士を中心に参集した言語学者、国語学者そして当時NHK東京放送劇団員であった山内雅人等によって創設されました。
この初期の目的を果たした昭和50年以降、センター主宰者・山内雅人は、「美しく正しい表情豊かな日本語の遣い手」への関心を高めようと、各地に講演活動を展開、またカセットテープ等で朗読作品の制作を行いました。教科書の指導書に添付される範読作品も多数あります。
他方、山内雅人に師事したいと集まってくる研修生のために朗読教室を開設。さらに、自身の話芸を磨くため、毎月、ライブ朗読会「朗読の夕べ」を持ち続け、2010年5月までにその回数は400回に及びます。
当センターが、俳優、声優、語り手の養成に力を注いで37年、山内雅人が提唱するドラマティック・リーディングを世に問うて今日に至りますが、この間に世に出た門下生は1000名を越え、現在も250名が研鑽に励んでいます。
一方、学校の先生方の研修クラスも東京都内及び近郊にあり、そこで学ばれた先生方は朗読を国語科や読書指導に活かし、活躍されています。
ドラマティックリーディングとは
ドラマティックリーディング
「朗読」は、文字が読め、音声器官に支障がなければ誰にでも出来ることです。しかし、作者の描く内容に即した音声表現、聞き手を作品の中へ引き込む読みが出来るようになるには、ことばに対する感性を養い磨き、朗読力、表現力を研鑽しなければならない非常に奥行きの深いものだと思います。
歌は誰でも歌えますが、歌唱力云々となると一挙に難しい存在となるようなものでしょう。
一般的に使われている「朗読」と同じように英語にも reading aloud という詞がありますが、これは普通の声で読むことであり、作品の内容にともなう的確な表現を重ねて、人に聞かせる読みの場合はDramatic Reading(ドラマティック・リーディング)と云うのだそうです。
私達の目指すのも、ただ朗々たる読み、淡々とした読みではなく「D.R」なのです。
演劇に様々なジャンルがある様に朗読にも種々のジャンルが生まれ、発展し、芸能の一分野を確立出来るよう目指しています。
― 山内雅人 ―