Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

横浜FMや札幌に在籍のウーゴ・ヴィエイラ、ルーマニア1部へ加入!半年以上無所属

ウーゴ・ヴィエイラ 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスや北海道コンサドーレ札幌でプレーした過去をもつポルトガル人FWウーゴ・ヴィエイラは、ルーマニア1部のウニヴェルシタテア・クラヨーヴァへの加入が正式に決まった。7日、クラブ公式サイトが伝えている。

 現在32歳のウーゴ・ヴィエイラは、セルビアの強豪クラブであるレッドスター・ベオグラード(ツルヴェナ・ズヴェズダ)から2017年に横浜F・マリノスに加入。移籍1年目で公式戦38試合に出場し18ゴールをマークすると、翌2018シーズンでも22得点をあげるなど、生粋のセンターフォワードとして得点能力を発揮。その後は一度日本を離れたが、日本代表FW鈴木武蔵の海外移籍により得点力の低下が課題となっていた北海道コンサドーレ札幌へ10月末に加入。しかし、公式戦での先発出場はなく、昨年12月に退団が決まっていた。

 同選手の去就を巡っては、北海道コンサドーレ札幌退団直後に複数のJリーグクラブからオファーが届いたと伝えられる中、プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のSCファレンセへの加入に近づいていたが、選手サイドとクラブ首脳陣の交渉が破談に終わっていた。

 以降、ウーゴ・ヴィエイラは半年以上にわたり無所属状態となっていたが、今月に入ってウニヴェルシタテア・クラヨーヴァが同選手の獲得を発表している。また、ポルトガルメディア『MAIS FUTEBOL』の報道によると、契約期間は2022年6月までであるほか、1年間の契約期間延長オプションが付帯されているようだ。

 なお、ウニヴェルシタテア・クラヨーヴァは2020/21シーズンの国内リーグ戦を3位で終えていたが、上位6クラブのホームアンドアウエー方式によるプレーオフでは4位に終わり、2021/22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ出場権を逃している。