【クリーブランド(米オハイオ州)13日(日本時間14日】エンゼルスのトニー・リーギンスGM(43)が、松井秀喜外野手(36)の今季成績に関して安定性と長打力の2点で期待外れだったことを認めた。
同GMはサンケイスポーツに「好調な月と不調な月の差が、これほど大きかったのは予想外。(ヤンキース時代は)非常に安定した選手だったから」と発言。月間打率・184だった5月や、同・228、9打点だった7月の不振に対する失望感を隠さなかった。
松井秀を4番打者候補として獲得したため「もう少しパワーがほしかった」と同GM。昨季28本だった本塁打が現時点で19本と減っただけでなく、長打率が昨季の・509から・447に大幅ダウンしたことも不満だったようだ。
8月中旬から好調なゴジラだが厳しい評価は変わらず。エ軍が今季終了後に残留オファーをしない方針を固めていることが改めて濃厚となった。