日比谷線の「珍事」なぜ起きた? 車内放送で突如クラシック音楽、40分

東京メトロ日比谷線の列車内でクラシック音楽が流れるという出来事がありました。そもそもそのような機能があるのでしょうか。東京メトロに聞きました。

新型車両に音楽を流す機能を搭載

 2017年7月24日(月)、東京メトロ日比谷線のひとつの列車内でクラシック音楽が流れているという声が短文投稿サイト「Twitter」上で散見されました。車掌は車内放送で「原因不明の不具合」と案内したとのことです。

2017年3月から営業運転で使用されている東京メトロ日比谷線の新型13000系電車(2016年8月、恵 知仁撮影)。

 東京メトロによると「24日の16時30分ごろからおよそ40分間、日比谷線・北千住~広尾間の列車内で『花のワルツ』(チャイコフスキー作曲)が流れました」といいます。「安全上の問題はありませんでした」(東京メトロ)とのことですが、そもそもなぜ音楽を流す機能が地下鉄の通勤車両に搭載されているのでしょうか。東京メトロの広報部に聞きました。

――日比谷線の車両には、いつから音楽を流す機能が搭載されているのでしょうか?

 2017年3月から営業運転を行っている新型の13000系電車に、音楽を流す機能があります。イベント時などに流すことを想定して搭載しているもので、『花のワルツ』を含めクラシック5曲のデータが収録されています。現在、この音楽の放送機能を搭載している東京メトロの車両は13000系電車のみです。

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