マリン首相、キーウでゼレンスキー氏と会談「英雄的精神は称賛に値」

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ロンドン=金成隆一
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 北欧フィンランドのマリン首相が26日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した。フィンランドはロシアのウクライナ侵攻後、軍事同盟「北大西洋条約機構(NATO)」に加盟申請した。今回の訪問には連帯の姿勢を示す狙いがあるとみられる。

 ウクライナの大統領府が訪問を発表した。ゼレンスキー氏はSNSで面会時の写真を公開し、「私たちにとってフィンランドからの軍事支援は大変価値がある。武器や(対ロシア)制裁措置、ウクライナの欧州連合(EU)加盟をめぐるパートナー国の結束が、私たちの国土の防衛に力を与えてくれる」と、マリン氏の訪問に感謝を記した。

 マリン氏は、多くの民間人が犠牲になったことで知られるキーウ近郊の激戦地ブチャとイルピンも訪れたという。

 ウクライナの大統領府の発表…

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この記事を書いた人
金成隆一
大阪社会部次長|機動報道担当
専門・関心分野
国内社会、米国、外交、ジャーナリズム
ウクライナ情勢

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