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漫画偏愛主義

 恋に素直になれない女性を描いた「娚の一生」で大ブレークし、その勢いでどこへ行くと思えば、政治と生活って実は結びついてるんだよと教えてくれる傑作「恋と軍艦」を少女雑誌「なかよし」に連載するというチャレンジングな西炯子(けいこ)。そして今度は国会議員を描く「恋と国会」だという。やはり西炯子からは目が離せない。

 元地下アイドル、山田一斗(25)と、三代目世襲議員、海藤福太郎(25)、2人は政権与党・大国民党の1年生議員。永田町の慣習を無視し正論をぶつける山田はベテラン議員らから煙たがられ、当選前からの因縁のおかげで山田になつかれる海藤はいつのまにか山田のお目付け役に。海藤が「ここでは“見てないふり 聞いてないふり”してるんだ、いいな?」と諭すが、山田はおかまいなし。所属党の党首を書くべき首相指名で、「総理大臣に、ふさわしい人」と自分の名前を書く。いわく「さっきから国会の中見てたらさ、国のリーダーにふさわしい人なんて いないんだもん。過労死した人のことを『厄介』とか言ってたし (中略)その辺の街の人のほうがよっぽど親切だしいい人多いよ!」

 まさしく正論。そこですかさず…

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