中古品:
¥1 税込
配送料 ¥320 5月31日-6月2日にお届け(17 時間 48 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
中古商品: 非常に良い | 詳細
発売元 ネットオフ
コンディション: 中古商品: 非常に良い
コメント: 【購入後48時間以内に弊社より発送】中古品のため使用感はありますが、カバー・中身ともに綺麗なものを販売しております。万が一、実際の商品とコンディションが違っていた場合は、返金にて対応をさせて頂くのでご安心下さい。弊社Webサイトでも販売しているため在庫切れになった場合はキャンセル扱いとなります。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

地震の日本史: 大地は何を語るのか (中公新書 1922) 新書 – 2007/11/1

4.0 5つ星のうち4.0 32個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2007/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 268ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4121019229
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4121019226
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 32個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
寒川 旭
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
32グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2021年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変気に入ってます。
自身の考古学の勉強に役にたっています。
この本は災害大国である日本では必須の書籍だと思います。考古学を学ぶ人ばかりではなく、広く一般の方々に於いても必要不可欠な内容であると思えます。
2016年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ささっと読んで内容が頭に入るというような、軽い内容の本ではありません。
文献を丹念に調べて、いつどのような地震がどこに起きたのか、その被害などが淡々と書かれています。ですから、読者も根気強さを求められますが、そうやって読んでいくと、同じような地震が長い年月を経て繰り返されていて、阪神大震災も東北大震災も熊本地震も長い地球の歴史の中では想定外では決してないことが分かります。今という時の先にどのような地震が待ち構えているのだろうか?という気がしてきました。
そして、少しでも被害を少なくするためには、地盤を選ぶことの大切さも分かりました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思っていたのと違い、あまり見る機会がありませんでした。
年表式です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変な被害をもたらした東日本大震災(地震&津波)を忘れないために知識を得たかった。購入したのは2012年増補版5版です。噴火&地震の周期性(プレート移動)や津波堆積物について興味を持って読むことができた。地震国日本において学校教育の一環として、このような本やビデオをテキストに何とか子供たちに震災の記憶をつなげて行きたい。もっと深く知りたかったので、J-STAGEで『津波』を検索すると18,000件の関連文献がありました。著者の『寒川旭』で検索すると400件でした。著者は補遺で、現在の日本列島は九世紀の地震活動活発期と共通点が多いとまとめている。寺田寅彦の【天災は忘れた頃にやってくる】を思い出す。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
勝手に私が期待していた内容と違ったからと言って酷評するのは良くないと思いますので、私と同じ過ちをしないように書いておきます。

1.これは「日本史」というか「考古学」です。
2.遺跡などを丹念に調べて、どういう地震がいつ頃あったかを推測されます
3.その調査した経緯を淡々と書かれています
考古学や古文献に興味がない方(=私)には興味が湧きません。

 「地震考古学」という新しい分野を切り開いた方の本ですので私のような素人はその果実が実ってから美味しく頂いた方が良かったです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
NHKラジオのある番組に出演していた寒川旭氏の研究に興味を持ったのがきっかけで購入してみた。寒川氏は地震考古学という学問分野を設立した人で、その道の第一人者である。
プレート同士がぶつかりあってできた日本列島は地震と切っても切れない関係にある、いや地震が作り出した島々が日本列島であるということもできる。そこで地震と日本史の関わりを地質学や考古学と文献を元に研究しようというのが地震考古学だ。

本書では縄文時代から始まって、時系列順に地震と歴史のエピソードが紹介されている。最初は文献のない時代からなので、遺跡に残る地震の痕跡の説明が列挙されるのみでやや退屈に感じるかもしれない。日本書紀以降の文献の残る時代になると、地震による被害などの説明が付されてくるために、地理や歴史に詳しい人ほど深く理解できる内容になってくる。
本書は新書版で字数の都合かそれぞれの地震の説明と歴史上のエピソードは豊富なのだが、文章自体が短く詳しくないために、読み物としての面白さに乏しいと感じた。もちろん歴史の本ではないし、地震考古学の本で研究者によるものだからこれはこれでいい。地図やビジュアル的な史料を増やし、各時代の始まりの部分に見開き2ページ程度の年表をつけるなどの工夫があれば、より理解が深まり楽しめるのではないか。
資料としての価値の高さは言うまでもなく、日本は地震の多い国で古くからの文献が残されてきたという恵まれた条件が揃っているために、地震の記録がいかにたくさん残されているのかを実感することができる。また、地域ごとにどのような被害の違いがあるのかなど、もっと詳しく知りたいという意欲がわく。自分の住んでいる地域の防災を考えるいいきっかけになるだろう。

最も興味深かったのは最終章で、日本の地震の傾向をまとめてある。宮城県沖で起きる地震は平均して37年間隔で起きていて、今回の東日本大震災もそれに近いタイミングでおきていること、それらの中でも平安時代に起きた貞観地震に近い性格の地震であったことが示されている。貞観地震のときはのちに関東地方で大きな地震が起きていて、そののち東南海地震へと続いている。

東日本大震災の死者、行方不明者あわせて1万9千人ちかい。これは大変な数字で、例えるなら戦争で亡くなるような人数と言ってもいい。僕たちの本当の仮想敵は、中国や北朝鮮などではなく、現在直面している災害や自殺問題であって、政府は権力闘争や米軍のオスプレイ配備に右往左往している場合ではない。将来の地震の被害と減らない自殺者を、戦略的に封じ込めていくことこそが必要だと思う。
復興と減災の障害となっている制度を変えることと、中央官僚や役所、日銀などが国益のために動かざるを得ないように法律を新設または改正すべきだ。

なぜなら研究者はすでに警告を発しているからだ。それを聞いていながら何ら対処することなく最大限の被害を蒙るような間抜けな国に未来はない。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年9月2日に日本でレビュー済み
2007年初版。

古文書に記録された過去の日本で起きた巨大地震を中心に、地震によっては著者の地震考古学で被災地や断層そのものを検証しながら、地下に燃え滾るエネルギーを抱える、島弧日本の縄文時代から現代2007年までを解説していく。巻末に北海道、本州北部ー東日本、中部ー近畿、山陰・山陽ー四国、九州と地図があり、主なる断層が掲載されている。

最近聞くようになった、地震考古学と言うのが具体的にどういうものなのか、漠然としていたが、噴砂などで検証して行くものなのだ、という事が本書でよく分る。捏造された観のある日本書紀でも、天災ばかりは正直に書いても差し支えない部分だったようできちんと記されている、という旨の記述には思わずニタリ、としてしまった。

数が多く、覚えられないので、自分なりに年表を作って行くと、日本の歴史は災害史そのものか、と思う程、地震には津波が伴い、地震と火山が応呼するように活発になる。九世紀、十五世紀は特にそう見える。しかし、地震にしろ、台風にしろ、災害は人々に不安を与え、食糧事情にも大きく影響する。だから、時の権力者と言えども、安穏と贅を楽しんでいる訳には行かない。

太閤秀吉の書簡の一部が載っていたが、天正地震の後、自分が死に追いやった利休やら、その他の人達の祟りが、自分の身の周りに起きたことを振り返ると、幾度となく秀吉の頭に浮かんでは消え、消えては浮かんだに違いない。

武家に伝わるその家の古文書にも、天災は記録され、後世に伝えられて行く。多分本書の様な本は、日本史がある程度しっかり頭に入っていると裏が読めて、より深く読む事が出来る、と思う。残念ながら私はそうではないので、興味のある処だけは絵が見えるが、関心の無かったところに関してはこれから読み進めて行こう、と思った。

昔なら複合災害は疫病だったが、今は東北地方太平洋沖地震で経験した様に全く違うものとなった。現場で日夜努力をされている方々もいらっしゃるだろうが、国や電力会社上層部は何食わぬ顔をしている様に、私達からは思えるのだが、禍は未だ終わった訳ではなく、海洋資源の汚染にも見られる様に進行中だ。終息宣言なんてものは無いのだろう。これまでは株式の上からも“憧れのライフライン株”が一挙にイメージダウンしてしまった。

さて、災害の多い日本に住む事は確かに大変な事ではあるが、これまで享受した美しい景色や美味しい食べ物、その地方の開拓が天災後に為されている事にも注目したい。そして、九州の竹島・硫黄島の鬼界カルデラからの噴火で南九州一帯が火砕流で覆われた。その降灰は東北地方にも及んだ、と言う。

しかし、その災害のあった場所に、日本人と呼ぶには一寸違う気もするが、数百年後には新たに移り住んだ人達の居住跡が発掘された、と言う。しなやかにして、強かな祖先が私達には居たのかも知れない。だから、もっともっと地震の事、火山の事、日本の歴史を見詰めていこう。日本列島のクセが分れば、付き合いやすく、見守って行けそうだ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
縄文時代から現代まで、日本列島は数々の地震が発生し、大きな被害を被ってきた。また、地震によって社会のパラダイムも変化してきた。私たちはそれをいつの間にか忘れ、全国各地で新しい地震が発生すれば驚いたりしているが、この本を読めば、同じような地震サイクルが繰り返し起きているだけと思い知るだろう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート