AAAのメインボーカル
NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』でキャバレーの歌手・矢吹あかねを演じている宇野実彩子。このページの左の写真では、終戦直後を生きるあかねを演じているときとはガラリと雰囲気が異なるが、音楽ファンには、AAA(トリプル・エー)のメインボーカリストとしてのこちらのほうがおなじみかもしれない。
02年にエイベックスオーディションで合格。西島隆弘らとともにAAAのメンバーとして05年にCDデビューして、これまで32枚のシングルを発表。一方では、ハリウッド映画『呪怨 パンデミック』に出演するなど、女優のキャリアも積んできた。朝ドラは08年の『瞳』に続いて2度目の出演になるが、10年に公開された初主演映画『ランデブー!』を監督した尾崎将也が『梅ちゃん先生』の脚本を手がけていることもあって、歌唱力を生かした重要な役に抜てきされた。
「キャバレーで歌うシーンの撮影は、AAAとは違って、しっとりと聴かせる曲だったので、ものすごく恥ずかしくて(笑)。ジャズは未知のジャンルでしたが、歌っている間は楽しかったです」