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もみじマーク、代替案公募 警察庁方針、高齢運転者の不満強く…

 高齢の運転者が表示する「もみじマーク」のデザイン変更を検討している警察庁は23日、代替案を9月にも公募する方針を決めた。応募作品から代替案を選び、現行マークとどちらが適切かを改めて意見募集する。同マークは当初からデザインなどに不満が強く、表示義務に罰則を付けた法改正の撤回を余儀なくされた経緯があることから、丁寧な意見集約が欠かせないと判断した。

 警察庁のアンケート調査で、もみじマークの印象を「もみじではなく枯れ葉」と考える人が42.1%と最多だったことも判明。50〜74歳は「気に入っていない」との回答が過半数を占めた。

 もみじマークの表示は70歳以上に努力義務があったが、道路交通法の改正で08年6月から、75歳以上に罰則付きで義務付けられた。しかし「高齢者いじめ」といった反発が強く、警察庁は罰則のない努力義務に戻すよう再び法改正、今年4月に施行された。同庁は有識者による検討委員会を設け、デザイン変更の是非を検討している。(12:40)

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