【7月4日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)は3日、男子シングルス1回戦が行われ、スペインのフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez)がロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)を上回る四大大会(グランドスラム)66大会連続出場の歴代最長記録を達成した。

 全仏オープンテニス(French Open 2018)でフェデラーの記録に並んでいた36歳は、この日フェデリコ・デルボニス(Federico Delbonis、アルゼンチン)との1回戦に臨み、新記録を打ち立てると、勝利して2回戦に駒を進めた。

 ロペスは2002年のローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)から皆勤賞。グランドスラムはウィンブルドンと相性が良く、2005年と2008年、2011年に自身最高のベスト8入りを果たしている。また、2015年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)でも8強に入った。

 フェデラーも、「彼のことはうれしい。僕も良い記録を残したが、長くプレーできる選手がどんどん増えるのは良いことだ」とロペスを祝福した。「特にフェリシアーノと僕は、16歳以下のジュニア欧州選手権を戦って以来の付き合いだと思うから、こうして彼が僕の記録を破り、お互いの記録を抜く話ができるのは素晴らしいことだ。どちらも良い状態を長く保ち、このスポーツを愛している証拠だよ」 (c)AFP