ドラマ10
ミストレス~女たちの秘密~
現代日本の女性たちが感じる“生きづらさ”や“焦燥感”と真正面に向き合いながら、「生きるとは?」「人生の幸せとは?」をテーマに、4人の女性たちのスリリングで、ミステリアスで、ロマンチックな物語をお届けします。
原作は英国BBCの「The Mistresses」。シーズン3まで制作されたヒットドラマで、その後、米国・ロシア・スロバキア・韓国でもリメイク版が制作された人気シリーズです。
まるでジェットコースターのような過酷な日々を生き抜く主人公たちが最後に手に入れるもの…
それは愛という名の人生最高のご褒美です!
【あらすじ】
偶然の出会いで親友となった4人の女性――彼女たちは頻繁に女子会を開いては、酒を飲み楽しく会話をし、日頃のうっ憤を晴らしている。だが実は、彼女たちは他人に言えないシリアスな問題を抱えていた。
医師の香織(長谷川京子)は不倫関係にあった恋人・木戸の自殺が心の重荷になっていた。香織は木戸の息子・貴志から、父の自殺に関係していると疑われるが、次第に二人は激しくひかれ合っていく。友美(水野美紀)の夫は海外で消息不明になっていたが、最近その死亡が認められ保険金が支払われた。そして友美は、新しい男性と出会い久方ぶりの恋にときめく。会社員の冴子(玄理)は子供を欲しがる夫が無精子症だと判明し、夫婦の互いの心がすれ違うなか一夜の過ちを犯してしまう。金持ちのお嬢様・樹里(大政絢)は奔放な恋愛をおう歌しているが、結婚を控えたレズビアン女性と知り合い、強くひかれて人生初の純粋な愛に目覚める。
香織は貴志との恋愛に溺れる一方、木戸の自殺をほう助した罪を問われ追い詰められていく。友美は亡き夫が残した保険金をめぐる騒動に巻き込まれ、冴子は離婚よりもさらに重大な決断を迫られてしまう。樹里は人生で初めて知った女性相手の愛を貫こうと躍起になるが…。はたして彼女たち4人の未来に、幸せな「愛」の結末はあるのだろうか?
【柴崎香織役 長谷川京子さんのことば】
20代30代の頃は、ひたすら仕事に子育てに突っ走っていました。私事ですが昨年40才になり、最近ふつふつと思う事があります。社会の枠組みの中で生きていく事は大切だけど、自分の気持ちにもっと正直に生きても良いのではないか。この作品はまさにそんな女性四人の物語です。我儘に見えるかもしれない、苛立つ事もあるかもしれない。でも一生懸命に生きている彼女達を見て、応援し感情移入をしてもらえたら……とても嬉しいです。
【野口友美役 水野美紀さんのことば】
夫をなくし女手一つで娘を育てているシングルマザー・友美を演じます。四人の女性の中では一番地味で生活感のあるキャラクターです。細部を大切に、友美の空気感を構築したいです。四人集まった時にどんな雰囲気が生まれるか、今からとても楽しみです。それから友美の不器用な恋愛も。四人ともが、自分では抗えない衝動に突き動かされて、運命に翻弄されていきます。その航海は荒波です。どうぞ、お楽しみください!
【原田冴子役 玄理さんのことば】
相手が大切であればある程、その人の裏切りは許せないかもしれません。或いは、大切だからこそどんなに傷つけられても失いたくないかもしれない。一度でも裏切ったら、そこにあった愛は愛じゃなくなるんでしょうか。答えは人それぞれで、どの選択が最良だったかはきっと死ぬまで分からないけれど私も冴子として、4人の仲間と共に、愛と過ちの壁にぶつかりながら答えを見つけて行きたいと思います。
【水島樹里役 大政絢さんのことば】
樹里は自分の思うまま動くような肉食系。でも、どことなく物足りなさを感じ生きている。そんな樹里に私は人間らしい魅力を感じています。職業や性格が全く違う四人の女性たちの会話がとてもリアルで、仕事や恋愛、人生の葛藤が描かれていて、台本の続きが気になって仕方がありません。そして、私自身は素晴らしい先輩方と一緒にお芝居できることを今から楽しみにしています。
ドラマ10『ミストレス~女たちの秘密~』
【放送予定】
2019年4月19日(金)スタート
総合 毎週金曜 よる10時から10時49分 <連続10話>
【脚本】
吉田紀子 横田理恵
【音楽】
佐藤直紀
【出演】
長谷川京子 玄理 大政絢 篠田麻里子 杉野遥亮 細田善彦 森優作 小篠恵奈 /
甲本雅裕 吉沢悠 蟹江一平 橋本さとし / 佐藤隆太 麻生祐未 水野美紀 ほか
【制作統括】
後藤高久(NHKエンタープライズ) 髙橋練(NHK)
【演出】
片岡敬司 福井充広 坂梨公紀