伊東版 2017年04月01日
■車椅子対応、きょう供用開始
JR東日本が伊東線の宇佐美、網代両駅で進めていたエレベーター設置工事が完了。1日の始発列車から供用を開始する。
宇佐美駅のエレベーターは渡線橋の上りホームと下りホームの両側に1基ずつ設置された。11人乗りの車椅子対応型。網代駅には同規格のエレベーターが1基設置された。
両駅へのエレベーター設置は駅無人化に伴うバリアフリー対策事業の一環。両市・市議会が同社と国土交通省に要望し、実現した。整備費は国、JR、市が3分の1ずつ負担した。
同社広報室は「地元の皆さんの要望に応えることができた。市民や観光客の利便性向上に役立つことを願っている」と話した。
【写説】上下線のホームに新設されたエレベーター=JR宇佐美駅