アイドルグループ「NGT48」の元メンバー・山口真帆(24)への暴行事件を巡る騒動が新展開を迎えている。暴行容疑で逮捕され、不起訴になった男性ファン2人に対し、運営会社「AKS」が損害賠償を求めた裁判は越年が決まっている中、昨年12月の事件発生時に、山口と主に話し合った被告の一人であるX氏が事件に絡んだ騒動を動画配信サービスで語ったのだ。前代未聞の流れになっているが、事件の真相は語られたのか――。
山口への暴行容疑で2人の男性が逮捕されてから1年が経過。次回裁判(新潟地裁)の弁論準備手続きは来年1月29日に行われる。そんな中でX氏は今月19日、肉声のみを配信。通称「ツイキャス」と呼ばれる動画配信サービス・TwitCastingで、独白は1時間20分にわたった。弁護士から発言への許可を取っていることも明かした。
基本的には視聴者の質問にX氏が答える形で展開。同じく不起訴となったY氏も同席したようだが「元気です」と答える程度だった。
裁判では、山口が当時住んでいたのと同じマンションに部屋を借りプレゼントを渡すなど、以前から私的交流があったとX氏は主張。関係性を山口がメンバーに疑われたことで疎遠になり、修復のために話し合おうと接触した際に事件になったとしている。山口が主張した「顔をつかむ」などの暴行は否定した。
実はX氏は以前に別の配信サービスで告白したことがあるが、内容はあいまいで「偽物では?」と疑念の声も上がっていた。だが本紙の取材で、今回のものはX氏本人の配信ということが判明した。