2005-2006年“Hottest” Researchersを発表 - ランキングページ

表1:“Hottest” Researchers ランキング (“Hot” researchers輩出数順) 

名前(敬称略)

*著者所属機関

分野

Hot Papers数

審良 静男

大阪大学

免疫学

7

John L. Bryant
Norman Wolmark
Richard D. Gelber
Max Tegmark
Mikhail Kopytine
Basanta K. Nandi
Thomas Peitzmann

University of Pittsburgh
Allegheny General Hospital
Dana-Farber Cancer Institute
Massachusetts Institute of Technology
Kent State University
Indian Institute of Technology, Bombay
Utrecht University, Netherlands

生物統計学/腫瘍学
腫瘍学
生物統計学/腫瘍学
宇宙科学
物理学
物理学
物理学

6
6
6
6
6
6
6

Mark J. Daly
John F. Forbes
James N. Ingle
Aman U. Buzdar

Scott M. Grundy

Jack Cuzik

Aron Goldhirsch
Louis Mauriac
Louis Fehrenbacher

Harvard Medical School
University of Newcastle, Australia
Mayo Clinic Cancer Center
University of Texas M.D.Anderson
Cancer Center
University of Texas Southwestern
Medical Center
Cancer Research United Kingdom
Clinical Center
European Institute of Oncology, Milan
Institut Bergonie, Bordeaux, France
Kaiser Permanente

遺伝学
腫瘍学
腫瘍学
腫瘍学

栄養学/代謝学

疫学/腫瘍学

腫瘍学

腫瘍学
腫瘍学

5
5
5
5

5

5

5
5
5

* 著者所属機関については、今回調査対象となった論文をもとに示しているため、 現職とは異なる 場合もあります。
* ホットペーパーの数が同数の場合は、各著者が得た平均被引用数順に並んでいます。


国別では、アメリカがほぼ60%にあたる10名ものHottest Researchersを輩出し、トップにリストされています。アメリカは昨年48%を占めていました。↓

表2:国別“Hot” researchersランキング 

国名

“Hot” researchers

アメリカ
オーストラリア
フランス
インド
イタリア
日本
オランダ
イギリス

10
1
1
1
1
1
1
1



分野別では、17人の研究者のうち、腫瘍学の研究者10名がHottest Researchersとして選ばれており、続いて物理学からは3名が選ばれています。これらランキングにおいて、ひとつの分野が突出しているのは、とりわけ最新のトピックにおいて、多数の研究者により論文が共著されているためです。腫瘍学分野のすべての“Hot” researchers は、乳がんに関する最近のホットペーパーの共著者でした。物理学分野のMikhail Kopytine、Basanta K. Nandi、Thomas Peitzmannは大規模な高エネルギー分野での共同研究のメンバーでした。↓

表3:“Hottest” 分野 ランキング

分野

“Hot” researchers

腫瘍学
物理学
宇宙科学
免疫学
遺伝学
栄養学/代謝学

10
3
1
1
1
1

 

ホットペーパーの定義
今回の分析は、トムソンサイエンティフィック社が提供する Hot Papers データベース( 2006-5 )をもとに行われました。ホットペーパーは、過去 2 年間に出版された論文が直近の 2 ヶ月間にどれだけ多く引用されているかを基準にして選考されます。分析対象となったのは 2004 年 11 月から 2006 年 10 月の 2 年間に、同社引用索引データベース Web of Science® に収録された論文です。これらが 2006 年 9 月から 10 月の 2 ヶ月間にどれだけ多く引用されているかを分野ごとに解析し、上位のトップ 0.1 パーセントにあたる論文がその分野のホットペーパーとして選出されます。


今回の分析結果のハイライト
Toll様受容体、自然免疫、ウィルス認識などのトピックに関する7本の論文により、大阪大学の審良教授が2年連続で最も数多くホットペーパーを発表した著者として2005-2006年“Hottest” Researchers の第一位となりました。審良教授の7本のホットペーパーのうち5本は今回新たにホットペーパーとして選出されたものです。最も多く引用されているのは 2006年2月にCell 誌に掲載された論文です。ホットペーパー選出基準となった 2006年 9 月 -10 月の 2 ヶ月間だけで、 29回引用されており、2007年2月末までの被引用総数は121回を数えます。


最先端領域で活躍する “Hottest” Researchers

ホットペーパーの分析は直近 2 年間に出版された論文が、さらに直前の 2 ヶ月間においてどれだけ引用されているかという点に着目しているため、現在もっともダイナミックに発展している研究トピックやグループが特定されます。特に各分野のトップ 0.1 パーセントのみがホットペーパーとして選出されるため、各分野の最先端領域で世界中から注目されているような研究成果があらわれます。


2005-2006 年度 “Hottest” Researchers に関する情報は、トムソンサイエンティフィック 日本オフィス マーケティング部 Email : ts.info.jp@thomson.com Tel: 03-5218-6160 までお問い合わせください。

 

 

 


トムソンコーポレーションについて
トムソンコーポレーションは、企業や大学・専門家集団に総合的情報ソリューションを提供するグローバル・リーダーです。トムソンは法律、税、会計、金融、高等教育、参考資料、企業向けトレーニング、アセスメント、科学研究やヘルスケアなどの分野における2,000万人以上のユーザに、付加価値のある情報やソフトウェアツール、アプリケーションを提供しています。本社は米国コネチカット州スタンフォード、従業員数は約40,000人。およそ130ヵ国へサービスを提供しています。弊社の普通株は、ニューヨークおよびトロントの株式市場に上場されています(NYSE: TOC; TSX: TOC)。


トムソンサイエンティフィックについて
トムソンサイエンティフィック ( http://www.thomsonscientific.jp/ )は、トムソンコーポレーションの1事業部です。研究段階からその開発プロセスにいたるまでの科学・技術情報のインフォメーション・ソリューションプロバイダーとして、世界最大級の特許および学術文献情報データベース・分析システムを提供しております。



お問い合わせ
トムソンサイエンティフィック
トムソンコーポレーション株式会社
マーケティング部
Email: ts.info.jp@thomson.com
Tel: 03-5218-6160
Fax: 03-5218-7840

Web:http://www.thomsonscientific.jp