タレント、有吉弘行(48)が30日、東京・渋谷のNHKで行われた大みそか放送の「第73回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサル3日目に参加。4人組歌謡グループ、純烈と所属事務所の先輩、ダチョウ倶楽部とメドレー「プロポーズ~白い雲のように」を歌唱した。
「白い雲のように」は有吉と森脇和成(48)によるお笑いコンビ、猿岩石が1996年にリリース。作詞は藤井フミヤ(60)、作曲は藤井尚之(57)で、お笑い芸人としては異例のミリオンヒットを記録した。
有吉は今回、テレビでは13年ぶりに同曲を披露。リハではダチョウと純烈とともに歌唱し、緊張した表情ながらも伸びやかな歌声を披露した。今回はゲスト出演だが、会見では紅白出場について、「(ヒットした)25年前に落選したことを恨みに恨んでいる」とまさかの恨み節。8月放送のNHK音楽特番「ライブ・エール」で純烈とダチョウのユニット「純烈・ダチョウ」が「白い雲のように」をカバーしてから「実は(出場を)狙っていた」とユーモラスに明かした。
今年は5月にダチョウの上島竜兵さん(享年61)が死去。リーダーの肥後克広(59)と寺門ジモン(60)は「リハでは竜ちゃんと一緒にいた」としみじみ語ると、竜兵さんの飲み会「竜兵会」などを通して故人と親交を深めた有吉は「塩まいておきましたから」と突っ込んで笑いを誘っていた。
一方の純烈は白組で5年連続5度目の出場。メンバーの小田井涼平(51)は体力面などを考慮し、紅白のステージで純烈を卒業するが、「(ダチョウの得意芸である)本番では熱湯風呂が出てくるかも知れないので油断できない」と苦笑していた。
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