【8月1日 AFP】(更新)メキシコ当局などによると、乗客乗員101人を乗せた同国の航空会社アエロメヒコ(Aeromexico)の旅客機が7月31日、北部ドゥランゴ(Durango)の空港を離陸した直後に墜落・炎上し、乗客数十人が負傷した。現場周辺では激しいひょうが降っていたという。

 ヘラルド・ルイス・エスパルサ(Gerardo Ruiz Esparza)運輸相によると、事故機は乗客97人、乗員4人を乗せてドゥランゴ州の州都ドゥランゴから首都メキシコ市に向かっていたが、現地時間同日午後4時(日本時間8月1日午前6時)ごろに墜落した。

 墜落現場の原野では、灰色の煙に包まれた機体から軽傷を負った乗客数十人が降りていた。「約80人が負傷した」という目撃情報がある。

 ドゥランゴ州のホセ・ロサス(Jose Rosas)知事は乗客らの話として、離陸中に「異常な動き」があり、事故はその際に起きたと地元テレビ局ミレニオ(Milenio)に語っている。

 アエロメヒコはツイッター(Twitter)に「情報の確認と詳細の把握に努めている」と投稿した。

 救急隊や軍、赤十字関係者が現場で対応に当たっている。(c)AFP