略歴
1925 | 10月22日、テキサス州ポート・アーサーに生まれる | |
1947-48 | 海軍除隊後、カンザス・シティ美術学院、また一時パリのアカデミー・ジュリアンで学ぶ | |
1948-49 | ブラック・マウンテン・カレッジでジョセフ・アルバーに学ぶ | |
1949 | ニューヨークに移り、アート・ステューデンツ・リーグに加盟(-52) | |
1950 | 「ホワイト・ペインティング」を制作 | |
1951 | 「ブラック・ペインティング」を制作 ニューヨーク、ベティ・パーソンズ画廊で初個展を開く レオ・カステリ、ジョン・ケージに出会う またアート・ステューデンツ・リーグでサイ・トゥオンブリーに出会う |
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1952 | ひきつづきブラック・マウンテン・カレッジに学び、ジョン・ケージの初のハプニングに参加 | |
1952-53 | サイ・トゥオンブリーとイタリア、北アフリカを旅行する | |
1953 | マース・カニングハム舞踊団の衣装をデザイン、翌54年舞台装置を手掛ける 「消されたデ・クーニング」を制作 |
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1954 | 後にコンバイン・ペインティングと呼ばれるスタイルを始める ジャスパー・ジョーンズと出会う |
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1958 | ダンテの「地獄編」に基づくドローイングのシリーズに着手する(-60) ニューヨーク、レオ・カステリ画廊での初個展 |
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1961 | マース・カニングハム舞踊団の照明ディレクター、舞台監督に就任する | |
1962 | シルク・スクリーン・ペインティングを制作を始める | |
1963 | ニューヨークのユダヤ美術館で回顧展 | |
1964 | ヴェネツィア・ビエンナーレで大賞を受ける マース・カニングハム舞踊団と来日、草月会館で「ゴールド・スタンダード」を公開制作 |
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1966 | 芸術と技術の連帯を目的とするEAT(芸術とテクノロジーにおける実験)を設立する | |
1970 | フロリダ州キャプティバ島に移住 芸術家への経済的援助を目的とする「チェンジ基金」を設立 |
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1976 | 存命する芸術家として、初めて「タイム誌」の表紙を飾る 大回顧展が全米を巡回する(-78) |
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1984 | 国連で 「ラウシェンバーグ海外文化交流」 (ROCI)プロジェクトの発足を発表する | |
1985 | ロッキー(ROCI)展のための世界巡業ツアーを始める(-90) | |
1986 | 世田谷美術館で 「ROCI日本」 展開催 | |
1991 | 「ROCI」の集大成として 「ROCI、USA」 展をワシントンのナショナル・ギャラリーで開催 | |
1993 | アメリカ合衆国大統領からNational Medal of Arts Award を受ける | |
1993-94 | 第2回ヒロシマ賞を受賞し、広島市現代美術館でロバート・ラウシェンバーグ展を開催 | |
1998 | ニューヨークのグッゲンハイム・ソホー美術館とグッゲンハイム・エース・ギャラリーで回顧展 高松宮殿下記念世界文化賞・絵画部門受賞 |
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2008 | 5月12日、フロリダにて逝去 | |
主な作品 | 1953 「消されたデ・クーニング」 1955 「判じ絵」 (個人蔵) 1955 「ベッド」 (個人蔵) 1958 「コカ・コーラ・プラン」 1955-59 「モノグラム」 (Moderna Museet, Stockholm) 1960 「ティーニとマルセル・デュシャン夫妻のためのトロフィー」 (ウォーカー・アート・センター) 1960 「巡礼者」 1959-60 ダンテの「地獄編」のためのドローイング34篇 (ニューヨーク近代美術館) 1961 「貯蔵所」 (ワシントン、ナショナル・ミュージアム・オブ・アメリカ) 1962 「都市」 (大原美術館) 1964 「間に合わせもの」 (東京、原美術館) 「くじら」 (広島美術館ほか) 「アクスル」 (作者蔵) 1968 「音響」 (ケルン、ルードビィヒ美術館) 1968 「至点」 (国立国際美術館) 1969 「スカイ・ガーデン」 (福島、いわき市立美術館) 1981 「5時29分ベイ・ショア発」 (横浜美術館) 1982 「ゲート(北)」 「ダート・シュライン:北」他多数 (滋賀県立近代美術館) 1984 「回廊-ROCI日本」 (世田谷美術館) 1985 「平和の祭壇/ROCIメキシコ」 (ワシントン、ナショナル・ギャラリー・オブ・アート) 1985 「SLING-SHOTSLIT#5」 (富山県立近代美術館) 1986 「アラウカン人の墳墓/ROCIチリ」 (ワシントン、ナショナル・ギャラリー・オブ・アート 1988 「ソヴィエト/アメリカの配備」 ( 〃 ) 1990 「水泳/ROCIアメリカ」 ( 〃 ) 1992 「飽食のナイル王」 (個人蔵) |