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レジーナ特集
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『木製コースターは工事も大変!』 (5月1日)

木製コースターの建築は、通常のスチール製コースターと比べて手間も人手も大幅にかかります。
通常、スチール製の場合は、工場で大部分を作ってしまい、建築する現地では工作機械を使って組み立てるのみで出来上がってしまいます。そのため、比較的短時間で完成することができ、人手もそれほど必要ありません。実際、マウントロッキーコースターは工事開始から一年弱で完成しています。
ですが、木製コースターの場合は、材料となる木材を運んできて、現地で加工から組立までの全てを行わなければなりません。しかも、木製であるために機械で建築できる部分は少なく、どうしても人手に頼らざるをえません。特に、レジーナの場合は巨大なコースターであるため、建築のためには莫大な場所と人手が必要になりました。

まず、建築作業の場所として、現在レジーナの前にある池を使うことにしました。池の水を全て抜き、底の部分を作業場所としたのです。そうして確保した作業場所で材料の加工から組立までを行い、出来上がった部品を巨大な100tクレーンでつり上げ、組み上げていくという作業の繰り返しで、レジーナの建築は進んでいきました。
木材を切り、組み立てる台とするために、池の底部分にビールケースをずらりと並べて作業を行っていた、ということもありました。

また、建築にたずさわった作業員も全国津々浦々から集まり、一説には一日180人とも言われるほどの数になりました。それだけの人数が工事期間中ずっと作業していたのですから、延べ人数は数え切れない程多くになったのです。さらに、海外からも木製コースターのスーパーバイザーが監督に来るなど、様々な人々が建築に関わっていました。

これだけ多くの人々が毎日作業していたのですから、周りにもたらす影響も小さくなかったかもしれません。一説には、当時埼玉県では「レジーナ景気」という言葉が生まれたとか生まれなかったとか…


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