「負動産」湯沢のリゾマンに異変 住民増、そのわけは?

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高橋俊成
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 新潟県湯沢町に林立するリゾートマンション(リゾマン)に近年、住民が増えている。東京から新幹線で約1時間半のリゾート地だが、空室が目立つようになって久しいリゾマンは、「バブルの負の遺産」とも言われてきた。何が起きているのか。(高橋俊成)

 入り口から11階まで続く吹き抜け。最上階にはガラス張りの大浴場もある。越後湯沢駅から車で約5分、「マンション銀座」とも呼ばれる地区のリゾマンに11月22日、高橋智計さん(38)は入居した。「壁や床を自分好みに変えたい。四季の景色も楽しみ」。11階の1LDKの部屋で言葉を弾ませた。

 きっかけはコロナ禍だ。勤め…

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