■平成12年 2月 16日


網干総合車両所の発足及び鷹取工場の操業終了について

 車両検修基地として神戸市で操業している鷹取工場は、その用地を神戸市の震災復興土地区画
整理事業部地域へ編入することを同意し、工場機能を網干地区へ移転する作業を進めておりました。
 この度、平成12年4月に、新しい車両検修基地「網干総合車両所」が発足する運びとなりま
した。
 奇しくも、鷹取工場は、今年3月に開設100周年を迎えます。今年度末を限りに長い歴史に
幕を引き、新たに開設する総合車両所に業務を継承していくことになりました。


1新総合車両所の発足
 現在の鷹取工場と網干電気区及び明石電車区(検修業務)の組織を統合した総合車両所を
開設します。新しい設備と仕事の仕組みによって、アーバンネットワークの車両保守の拠点
となる車両所となります。
(1)発足日
 平成12年4月1日(土)
(2)名称
 「網干総合車両所」
(3)網干総合車両所の特徴
2鷹取工場の操業終了
 明治33年の開設以来、SLから最新型の電車までの車両保守、新車製作、SLの復元を
行ってきました。また、工場公開や震災時の浴場解放など地域に密着した工場という側面も
持っております。鉄道の歴史と地域に大きな役割を果たしてきた鷹取工場ですが、創業10
0年で幕を下ろします。
(1)終業日
 平成12年3月31日(金)
(2)工場概要
(3)100年のあゆみ
3
今後のスケジュール