安倍氏が挙げた「ポスト菅」の4人とは 再々登板は否定
岡村夏樹
安倍晋三前首相は26日発売の月刊誌「Hanada」(7月号)のインタビューで、菅政権を支持する考えを改めて強調したうえで、「ポスト菅」についていずれも自身に近い4人の名前を挙げた。3度目となる「登板」は否定した。
安倍氏はインタビューで菅政権について「たった1年しか経っていない。政権には春もあれば冬もある。歯を食いしばって、みんなで支えていくべきではないでしょうか」と答えた。
一方で「ポスト菅」候補に言及。竹下派の茂木敏充外相と加藤勝信官房長官、自身の出身派閥である細田派の下村博文政調会長のほか、昨秋の総裁選で菅氏に敗れた岸田派率いる岸田文雄前政調会長の名を挙げた。
4人はいずれも第2次安倍政権で重要閣僚を務め、安倍氏との関係も良好だ。各社の世論調査で「次の首相」として人気が高い河野太郎行政改革相や石破茂元幹事長については、触れなかった。自身の再々登板には「それはまったく考えておりません」と語った。(岡村夏樹)
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