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今井麻美と喜多村英梨のユニット“アートリーベイン”に迫るロングインタビュー

2010/6/12

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●アートリーベインのふたりが語りまくる!

 

 声優の今井麻美と喜多村英梨が組んだユニット“ARTERY VEIN(アートリーベイン)”。彼女たちのデビューシングル『confutatisの祈り』が、2010年8月25日に発売される。

 

 同曲は、5pb.から2010年8月5日に発売されるPSP用ソフト『コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー』(以下、『コープスパーティーBR』)のエンディングテーマとなっている。今回、彼女たちのデビューシングル発売に先駆けて、アートリーベインへの記者会見が行われた。質問は、デビュー曲はもちろんのこと、カップリング曲や、彼女たちが出演している『コープスパーティーBR』の魅力などにも及ぶ。気合いや想いの込められた熱いインタビューをお見逃しなく! なお、記者会見は5pb.の宣伝担当氏の進行で行われた。

 

●お互いを尊敬するふたりのレコーディング秘話

 

――アートリーベインというユニットが始まったきっかけは?
 

喜多村英梨(以下、喜多村) ユニット結成の経緯は偉い人が……。

今井麻美(以下、今井) ダメだよ! ちゃんとキャラ作りしてカッコよく決めるって約束したじゃん。

5pb.広報 カットで(笑)!

喜多村  我々はもともと同じ事務所なんですが、パーソナルな部分だけでなく、仕事の現場でよく会っていたので、仕事への取り組みかたに共感を得たり、いいライバルとして刺激を受けたりすることが多かったんです。そのたびにお互いに「勉強になるね」と言い合っていたりして。そんなお互いに持っていないものを相手が持っているという、ジャンルも雰囲気も違うふたりなんですが、「仕事を通じてふたりでひとつのものをやるのは楽しいね」という話題が会話の中でちょいちょい出だして。そんなときに、2009年の東京電機大学の大学祭で、今井、喜多村のふたり呼んでいただいたんです。内容は自分たちの好きなようにしていいということで、“やりたいことをやる”をテーマに台本の流れは今井選手に任せつつ、お互いの持ち味としていっしょに歌を歌うことをメインにしたイベントライブをやりました。そこでお互いのシングル曲を披露したり、自分たちの好きな曲をセッションしたりして、その中で達成感を味わいつつも、まだまだ勉強しなきゃいけないなと反省もして。結果的に、いい気持ちを持って終えられたんですが、そのときにいらしていただいた関係者の方に「とてもよかった」という意見をいただいて、「チャンスがあれば、ふたりでできればいいな」とずっと言ってきたのが功を奏して、「ふたりのユニットをやるか」となりました。ですので、特定の日に「やります!」という会議があったわけではなく、ふたりが出会ったときから「何かをいっしょにできたらいいね」という会話の中から出てきたユニットなんです。

 

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▲アートリーさんこと喜多村英梨さん(左)とベインさんこと今井麻美さん(右)。

 

――これまでにライブなどの活動をしてきましたが、感想は?

 

今井 アートリーベインが押し出していくカラーは、耽美というか少し大人っぽい曲調が多いことが特徴だと感じましたね。急遽決まったユニットにしては怒涛の如くレコーディングがあったんですが、私は割と一生懸命に取り組むタイプだと思いますし、キタエリ(喜多村英梨の愛称)も一生懸命に自分を高めようという意識がありますので、レコーディング自体がとっても刺激的なんです。ふたりの声質はベクトルが違うんですが、混ざると不思議に心地よく聞こえるようで、ひとりで歌っているときよりふたりで歌うほうが厚みが増すというか、身体の芯に響くハーモニーに聞こえてくるのが本当に不思議ですね。私はソロでも曲を出させていただいていますが、アートリーベインではソロとは違うインスピレーションが湧いてきます。私がいままで出せなかった引き出しを、彼女の歌声で引き出してもらうというか、もっと自分もスキルアップしていこうという刺激になるんです。あ、ちなみに、彼女(喜多村)がアートリー、私がベインで、訳すと動脈静脈になるというコンセプトがありまして。私は静脈担当なので、そっと動脈に寄り添うイメージで歌わせていただくことが多いです。でも、それがとても気持ちよくて。委ねる感じがとても気持ちいいんですよね。彼女のパワフルな声にすっと寄り添ったり絡みあったりするのは、表現の幅がどんどん広がっていく気がして、歌っていて楽しいなと思います。

喜多村 動脈担当としては、前に前にとアートリーベインという世界を表現していく特攻部隊という気持ちで歌わせていただいていて。ミンゴス(今井麻美の愛称)も言ってましたが、ひとりでなくふたりで歌うので、自分だけの歌に没頭することなく、お互いの持っていないところをお互いでカバーして世界を広めていけるので、とても安心感がありますね。私は攻撃的なところをフィーチャーして世界観を作るように意識しているんですが、それができるのは、静脈であるミンゴスが寄り添いながらも、私を押し上げたり、土台を作ってくれたりしてくれているからというのが大きな理由ですね。歌自体もどちらかだけが歌うとか、どちらかがハモリ担当ということではなく、お互いがお互いのやるべきことがあるように練られているので、「ふたりが混ざってアートリーベインになりました」となる部分を忘れずに意識して歌っています。

 

――最初に『confutatisの祈り』の曲を聞いたときの感想はいかがでしたか?

 

今井 「カッチョええ!」って。ダメだ、ベインさんのキャラじゃない(笑)。

 

――アートリーさんのキャラでしたね。

 

今井 じゃあ譲る(笑)。

喜多村 情緒溢れる感じの……。

今井 キャラが逆だ(笑)!

 

――喜多村さんが前に前に出て、今井さんがサポートしていくという役割を、アートリーベイン結成当時から決めていたんですよね?

 

今井 はい。でも、いまのところステージ上でしか守られていませんね。ステージではがんばったよね?

喜多村 がんばった(笑)。

 

――改めて、初めて曲を聞いた感想を……。

 

喜多村 アートリーベインにある情熱的なところと非情熱的なところの融合という曲で、どんな曲が上がってくるのか、個人的にすごく楽しみにしていました。曲を聞いて真っ先に思い浮かんだのは「私、この曲好みだな。好きな曲調、世界観だ」ということ。優雅でキレイでクラシカルなところがありつつ、自分の好みである躍動的なイメージもある。そんな強い鼓動を『confutatisの祈り』に感じて、すんなり自分の中に沁み込んでいきましたね。あと、ミンゴスがさっき言ったように「カッチョええな」と心の底から思いました。

今井 初めて聞いたときに、私もすごく好きな曲調で自分にも合っているなと思ったんですが、逆にプレッシャーが大きくて。聞いた瞬間に、喜多村英梨という歌い手はこの曲をカッコよく決めてくるだろうなと感じたので、そこに「うまく自分も乗れるかしら」と一瞬弱気になるところもありました。私はサビの部分でハモリを担当させてもらっているのですが、うしろに引くハモリじゃなく、うまく主メロ(メインのメロディーライン)に絡んでいくハモリだったので、引いてもダメだし、押しすぎてもダメだと感じて、それがうまく表現できるだろうかとプレッシャーを感じました。歌も入れた完成版の曲をできあがってすぐにいただいたんですけど、自分たちで歌った曲なのに何度も何度も聞いてしまうような好きな曲になりましたね。

喜多村 ハモリというよりは、どっちも主メロのように感じます。最初に曲をいただいて、その後に歌詞と割り振りもいただいたのですが、そのときに「なるほど」と思ったのは、『confutatisの祈り』は主メロが、私、アートリー担当ですが、歌い出しはベインさんから始まるんですよね。だから、大舞台に向けての土台作りは、ベインさん担当なんだなと、すごく納得しました。ちょっと話が飛びますが、『confutatisの祈り』の作り込みは、自分が予想していた以上にすごくしっかりしていて、強くてキレイみたいなイメージで、ふたりが主役になれる曲だと思いましたね。

 

――『confutatisの祈り』は、『コープスパーティーBR』のエンディング曲ですが、レコーディング時からゲームのエンディングだと聞いていたんでしょうか?

 

今井 そうですね。レコーディングのときに、「ホラーゲームのエンディングだよ」と言われていました。収録のときに、プロデューサーが怖いクリアファイルをいたずらで貼るんですよ。喜多村さんは怖いのが大嫌いなので、それはまあギャーギャー言ってました。「誰か見てるー!」って(笑)。

喜多村 集中してレコーディングに臨んでいたんですが、本来ディレクションされる方がいる場所に向かって「どうですか?」って聞いたら、知らない人と目が合って「誰!?」って(笑)。めっちゃ怖かった。

今井 それを見て、みんながおもしろがっているのがおもしろかったですね(笑)。

喜多村 スタッフは、意外と意地悪な人たちだなーって思ったりしました(笑)。

 

――実際にできあがった『confutatisの祈り』は、どんな曲に仕上がりました?

 

喜多村 非常にゴシックで、妖艶さがすごく押し出されている曲になったかなと。初めて聞いたときは、さっき言ったように躍動感や強いイメージがあったんですが、歌っているふたりが女性であるということや、アートリーベインと言うパーソナルな部分から少し離れた、でも自分たちが持っている姿の一部であるしなかやな女性像というイメージが付加されましたね。“萌え博”などのイベントで、自分たちの耽美なところを表現していこうとやった成果もあって、仕上がりはキレイでカッコイイだけではない、女性ふたりが歌っているキラキラした作品になったと思います。

 

――個人的にここが好きという部分はありますか?

 

喜多村 どこも聞きどころではあるんですが、すごく曲に没頭して歌っているせいか、逆に自分ではなく相手の歌っているところが入ってきちゃって。歌詞を覚えるときにも自分のところを覚えなくちゃいけないのに、相手のところばかり覚えちゃうんです(笑)。

今井 わかるー!

喜多村 それはベインさんが私に表現できないことをやっているからこそ、ベインさんの歌声が聞こえてくるんだと思うんです。「碧く霞む」というAメロのところは、私はこういう歌いかたや雰囲気作りは考えなかったと思いましたし、曲に入っていく冒頭としてとても印象的なんですよね。自分の部分も宣伝しなきゃいけないんですけど(苦笑)、曲の始まりの部分というのはレコーディングでも大事なところですし、私にはできない手法でベインさんにとても大事に歌ってもらっています。あとサビは、自分が主メロを歌っているのでどこも好きなんですけど、「未来にさよなら」の部分はとくに好きですね。ふたりでハモリながら、私の番で「さよなら」と歌うところは歌っていていつも気持ちいいなと思うところなんです。レコーディングの当初は、「さよなら」の部分はベインさんにもそっと添えてもらおうかという話も出たぐらい、お互い歌詞の流れを気に入っているところでしたね。

今井 聞きどころだなと思うのは、Bメロの終わりからサビまでの高揚感。歌っていて気持ちいいんですよね。メロディーを自分たちが追っかけているというか、乗って歌えるというか。この曲は主メロのほうが難しいんじゃないかなと思っていまして、よくライブで歌えるな、キタエリすげえなって思うんです。上パートのほうが歌いやすいのに、いつも「キタエリすごいな!」と感動しながらいっしょに歌っています(笑)。いままでキレイにキレイにしっとりとAメロ、Bメロと来て、少し雰囲気が変わりながらゆらゆら来ていたのが、「フィアー」のところでパワーがガンと来るんで、ライブで歌ったら皆さんもいっしょに躍動感、高揚感が味わえる曲かなと思います。

 

――カップリング曲の『Splendid flowers』は、2010年7月8日に発売予定のプレイステーション2用ソフト『花と乙女に祝福を 〜春風の贈り物〜』のエンディングテーマですが、カップリング曲として入ることや、このソフトのエンディング曲になることはレコーディング時にご存じでしたか?

 

今井 もともと『confutatisの祈り』を録ったときも、シングルカットするといったお話もなく、しばらくしてから「シングルカットになるかもしれない」と言われたんです。「期待を持たせるようなことを言っちゃってー」と思ったりして。『Splendid flowers』は、タイアップが決まったときに「アルケミストさんの作品です」と言われて、大きなタイトルだったので「わー」って驚きました。こちらの曲も私の好きな曲調で、「好きな曲だなー」と思いながら聞いていました。ただ、ゲームがどういう内容になるか知らなかったので、歌うまではハラハラしました。「『花と乙女』というタイトルなのに、私たちで大丈夫ですか?」と(笑)。実際にどうだったんだろうと思いました。

 

アルケミストのプロデューサー松原氏 コミケのイベントで5pb.さんから「アートリーベインというユニットをやる」とお話をきいていたので、「僕も仲間に入りたいです」と言っていたんです。そうしたら、「こんな歌があるんだけど、どうかな?」と、5pb.さんから曲を聴かせていただいて。うちの担当プロデューサーからも、「『花と乙女に祝福を』は、タイトルも絵もギャルゲーっぽい感じだけど、アートリーベインさんのコンセプトもお聞きしていたので、ちょっとカッコいい歌も合うかなと考えているんです」と言われて、どちらの条件も合致したのでタイアップにお願いさせていただきました。とらえかたによっては、ゲームのイメージと違うのかなと思われるかもしれませんが、僕らはそのギャップも含めて非常に気に入っていて、このインパクトをプロモーションビデオでお伝えできればいいかなと思っていました。

 

今井 うれしいです。歌っているときに女らしさというのをいままでもより強く出せるように、やわらかくやわらかくなるように意識していて。でも、やわらかさの中にあるカッコよさ、女性としてのしなやかさを歌に込められたらいいなと。これも私の中では新しい試みでしたので、すごく勉強になる曲になりました。録ってから発表するまで時間が経ちましたが、早くみんなに聞いてほしくて、早く人に言いたいなあって思っていました(笑)。

喜多村 聞いていただいても、歌詞を見てもらってもわかると思うんですが、アートリーになさそうな幸福感が感じられる歌詞なんです。歌は『confutatisの祈り』とは別パターンで録っていて、Aメロはアートリーから始まって、サビはベインさんに主だって担当してもらうという逆転した構成にしています。ふたりで表現するのが違う世界観というか、表面に見えているものがアートリーでもこういう作品にうまく添えられるんじゃないかなという期待と勇気と希望を胸にレコーディングした次第です。じつは、私が持っている歌うときの強い癖の影響で、この歌は苦戦したところがありまして。最初の入りから強く歌わないように、でもマイクに歌が乗らないということもないように、“やわらかくでもしなやかさがあるように”とディレクションされながら、緊張して録りました。いつもいいなと思っていたベインさんのやわらかさだったり、静かだけど情熱的という表現があるんですが、私の表現は情熱的だけどその中に静かな部分があるという逆パターンだと思っているので、いつもの自分がチャレンジしてこなかったことをこの曲で早くもチャレンジさせてもらうという、緊張感とうれしさの両極端の中でこの曲に取り組んだ次第です。でも『花と乙女に祝福を』は、主人公が男の子という内容だったので、逆に助けられた部分もあって。これが全員美少女で「誰かに助けられていくのー」という内容だったら、ほかの人に担当してもらったほうがよかったかもしれない(笑)。

 

――『コープスパーティーBR』の初回限定版には、『闇に濡れたカタストロフィ』が収録された“厄払い音楽盤”というCDが同梱されます。『闇に濡れたカタストロフィ』はどんな曲ですか?

 

今井 アートリーさんの真骨頂ですね。すばらしい。あと、とても大人っぽい曲です。ゲームの挿入曲ということで、ゲームのどのシーンで使われるのかはわからないのですが、引き裂かれる痛みのようなイメージが、歌詞や音にギラギラと棲みついているのを感じたので、アートリーさんにぴったりだなと思いました。だから、彼女を全力で支えられたらいいなと思って取り組んだんです。アートリーさんの歌声は力強いんだけど、すっと歌うんですよね。それが余計に胸にくる。一生懸命熱を込めつつもすっと歌うのが、とても崇高な感じがして。この人は、本当に地に足つけていま何かに立ち向かっているんだなというイメージが歌声から伝わってくるので、Aメロ、Bメロを歌っているときにサポートするための空気をまわりから作っていけたらいいなと。アートリーさんがドンと立ってもらうために、痛そうな中で立っていて助けてあげたいけど、でも誰にも助けを求めていないアートリーさんみたいなイメージを浮かべて……。わかります(笑)? 誰も助けちゃいけないんだろうと。だから私も助けに行くんじゃなく、遠くから見守っているようなイメージで歌っていました。本当に切なくて泣きそうでしたね。

喜多村 『confutatisの祈り』が、アートリーベインの代名詞と言えるイメージを持っているのに対し、この曲はさらにプラスアルファされたイメージを持った曲だなと思っています。第三者目線で表現していた『confutatisの祈り』から、この曲では感情的なところをよりいっそう掘り下げた曲や歌詞だなと感じました。とくに私は、歌っていて、悲痛な叫びや、少しの希望、愛という人間味のある、温度のあるイメージの歌として表現できたらいいなと思った曲でしたね。この曲のレコーディングでは、アートリーらしい情熱をベインさんが支えてくれている曲だなと感じました。何度も言ってしまうんですが、サビの部分を始めとしてキレイなハモリではなく、いっしょに寄りそってくれているユニゾンに近い曲になったなと。自分が本当に悲しい気持ちを伝えたいときに、「私の声は届いていますか」という思いを、ベインさんがスピーカー代わりになってより増幅して届けてくれるんです。これまでのお仕事ではやってこなかった表現方法をガシガシやらせていただいていまして、それに対してベインさんもスタッフの皆さんも、「やりたいと思ったことならオーケー」と言ってくださる現場なので、ある意味自由にレコーディングさせてもらった曲になったなと思います。

 

●ふたりは人生のパートナー?

 

 記者会見では、報道陣からの質疑応答も行われた。そちらの模様も余さずお届けしよう。

 

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――『コープスパーティ―BR』がどんなゲームなのか、ゲームの魅力などを教えてください。

 

喜多村 “監禁ホラーアドベンチャー”というジャンル名になっているように、ただ怖いだけじゃなく、とても痛みを感じられる作品になっています。登場キャラが多いだけに、人数分の恐怖体験がぎっしり詰まったストーリーになっていまして。登場キャラのほとんどが高校生なんですが、私が演じている持田裕香というキャラクターは主人公の妹役なので、年齢はひとつ下で学年も違うんです。でも、ひょんなことからお兄さんを追って恐怖体験に巻き込まれる非常にかわいそうな子を演じています。魅力としては、個人的にも怖いと思うスプラッタなどの表現が2次元でできるのが最大の魅力だなと思っていまして。舞台や世界設定としては非現実感があるのですが、恐怖体験を味わったときにそのキャラがどう反応するのか、行動するのかということがリアルな人間ドラマとして描かれています。人間が極限まで追い詰められたらこうなるのか、と演じていて気づかされたり、お芝居理論についてもすごく刺激になるような収録でしたね。ですので、そこはぜひプレイヤーの皆さんにも感じてもらえたらいいなと思います。

今井 私は、篠崎あゆみちゃんという主人公と同じクラスの女子で、怖がりな癖に怖いものが大好きで、この一連の事件の発端となる行動をしてしまう子を演じています。あゆみちゃんがそんなことしなければ何も起こらなかったのに(笑)。起伏の激しい子ですね。昔、子供のころに見た『ジョーズ』などの映画は、映画を見ていてジョーズに食べられたらこうなるだろうと想像しましたよね。この作品でも、あゆみちゃんを通じて、自分がこんな目に遭ったらとうしようっていうことが脳に浮かぶんですよね。収録後、しばらくその想像に苛まれました(笑)。描写がリアルなので、それを恐れずに表現しているという意味では、表現としてもおもしろいと思います。言葉や空気感は自分で映像化できると思うので、いまゲームで観ているもの以外も見えてくるような。いま画面で出ている絵はこうだけど、この後ろはどうなってるんだろうといったことがすごく想像できるので、作品として秀逸なものになっているなと思います。

 

――アートリーさんとベインさん、リーダーはどっちでしょうか?

 

喜多村 ベインさんです!

今井 アートリーさんです!

喜多村 ベインさんです!!!

今井 アートリーさんです!!!

喜多村 ベインさんです!!!!!

今井 アートリーさんです!!!!!

喜多村 表向きにはアートリーなんですけど、首謀者はベインさんです。

今井 うしろから「あなた行きなさいよ」的な(笑)。

喜多村 そう、女王様(笑)。でも、“萌え博”でもそうだったんですが、たとえば「ここでお互い息を合わせようね」とか、「ここは自由に表現して」というパフォーマンスでの打ち合わせをギリギリにやっているんです。そこはベインさんが経験豊富で、アートリーベインのなんたるかというのを指し示してくれるいいお姉さんなので、その辺は裏で操作してくれていますね。操作って言うとアレですけど(笑)。「やりかたがわかれば、俺が行くわ」という感じで、皆さんの目に映るときは「アートリーがグイグイ行ってるね」と感じられると思うんですが、じつはベインさんが縁の下の力持ちとしていろいろやってくれています。

今井 大好きなポジションです。

喜多村 影の首謀者です。いい言いかたできないね(笑)。

 

――ベインさんは『コープスパーティーBR』のオープニング曲『シャングリラ』も歌っていますが、気持ちの切り分けはありますか?

 

今井 ぜんぜん違います。聞いていらっしゃる方には「どこが?」と思われるかもしれませんが、気持ちの持っていきかたがまったく違うんですよ。ソロでやっているときは、自分の看板を自分で背負って、今回はこういう表現ができたらいいなと、ある意味、私を前面に出していかなければならないという意識がとても強いんです。でも、アートリーベインになった途端に、一歩引いた位置にいられるので視野が広がるんですよね。行動もすごく冷静に見られますし、音作り、雰囲気作りもいつもより冷静な分、体当たりだけじゃない表現などができるので、本当に心地いいですね。アートリーさんがガンガン前に出て、どうしようどうしようと七転八倒しながら音楽に立ち向かっているのを、ちょっと横で観ながら自分は冷静に「じゃあこういう風に組み立てようかな」とできるので、わりと人格的にも少し違うかもしれません(笑)。本当に不思議です。気持ちというか心持ちが違いますね。話しているのも違いますからね。いつもより静か(笑)。

 

――楽曲収録はどちらが先に入るか決まっているんでしょうか?

 

今井 毎回試行錯誤していまして、基本的にサビを歌う人が先に録るようにしています。ただ、ふつうのハモリと違って絡み合っていかなければいけない歌が多いので、ただただ主メロを歌って、ハモりを歌って、合わせてみたらうまくいくねという感じにならないんですよ。だから、まだ試行錯誤の段階なので、いつもより収録に時間をかけています。Aパート、Bパート、サビなどで主メロの担当が入れ替わっているので歌ってはみたけれど、合わせてみて「もうちょっとこうしてみよう」となったら、最初の人が歌い直すという録りかたをして、合わさり感を重視して収録していますね。これから曲が増えてきたら録りかたが確立して、また変わってくるかもしれませんが、いまはじっくり。1日ずっといっしょにいたりするよね?

喜多村 うん。お互いのどちらを立てるかというのは曲ごとに綿密に練られていて。それはサビだけでなく、曲全体でそうしているんです。当たり前ですけど、自分だけでハモるわけじゃないので、相手の技法や息使いやリズム感は自分にないもので、自分も主線だけど足並みをそろえないとユニットにならないんですよね。楽譜上ではそうなっているけど、「いまいいニュアンス出たね」というときに、「後ろの人もそこに乗っていこうか」という流れがちょくちょく出るので、1日使って歌って歌い直してというのをどの曲でもやっていますね。

今井 大事に収録させてもらっています。

 

――その試行錯誤でいちばん苦労した、作り込んだものは?

 

今井 『confutatisの祈り』は最初の曲だったので、なかなか最初は勝手がわからず。私たちもそうだったんですが、収録をしてくださっているプロデューサーも……。

濱田プロデューサー 試行錯誤しています(笑)。聴けばわかると思うので言ってしまいますが、ショートバージョンとロングバージョンで1番を歌い直しているのでちょっと違うんですよ。

今井 ロングバージョンのほうがより情熱的に歌っていて、ショートのほうがゲームに使われることもあってまろやかに聴こえるように仕上がっています。その分、試行錯誤が増えているので。ロングバージョンのときは一度ショートを録っていたので、「きっとこう来るだろう」と私たちもスタッフも各々イメージがあったんです。でも、ロングはロングでDメロ、サビともう一回展開する流れがあるので、同じ曲なのに違うんですよね。同じ曲でも一曲5分くらいに生まれ変わると、アプローチの仕方がこんなに変わるんだなと再認識したので、同じようにやればいいと思っていた考えを改めながら録りましたね。

 

――これまでのお話しを聞いていると、ユニットを組む中でお互いのお仕事にも影響を受けているように思います。人生のパートナーのようなイメージで……。

 

今井 あや(笑)? (喜多村に向かって)だいぶお姉さんでごめんよ(笑)。

 

――そのとくに影響を受けるところ、お互いここがスゴイなと思うところはどこですか?

今井 キタエリは完璧主義者ですね。

喜多村 またまた御冗談を。

今井 ほんとに、若いのにー(笑)。つねに高みを目指していて、私はある程度で「わーいわーい」と高揚感を味わったら「これもまたアリ」って思っちゃうんです。でもキタエリのどこまでも自分をギリギリまで追いつめていくんだっていう姿勢がすごーいって思います。見習おうって。逆に、私はいつも適当でごめんねって思います(笑)。

喜多村 こうやって仰っていますが(笑)。私はまだ怖がりなんで、前準備や下準備をいろいろやんなきゃって。本番に向けて計算しなきゃと自分をドMのように追い詰めていくのが好きなんです(笑)。逆に言うと、ミンゴスはミンゴスで何も考えていないわけではなく、ギャップ萌えというのもあるんですが、「何もしてないよ」と言いつつも、本番でそれ以上をやっちゃうっていうのが、度肝を抜かれるというか、カッコいいなと思います。彼女はやっぱり手を抜かず、100パーセント以上のいつも250パーセントでやって本番まえに死んじゃう(笑)。

今井 よくあるよくある。

喜多村 それぐらい、何も考えていないわけではなく、何の仕事に対しても自分をストイックに追い詰めるというのは、自分も見習わなきゃいけない思います。それでいて「キタエリはすごいね」って言ってくるので、「いや、すごいのはあんただよ」と(笑)。だからストイックさというのは自分たちのやりかたや、かける時間は違うかもしれないけど、ひとつのものとしては共通で持っているところだなと認識しつつ、さらにお互い自分のやりかたで、どう自分を輝かせていくかということを考えさせられる感じですね。お仕事に関してもアフレコがそうですし、とくにイベントなどの自分を表現していく場では、今井さんの世界観の作りかた、「自分はこうです」っていう揺るぎないイメージは自分としても自信として持ちたいと思います。ミンゴスはこのあいだお誕生日を迎えたので、「おたんじょーび、おめでとー」みたいなメールを送ったんですが、そういうふだんの会話の中でもお互いを高めていこうねって言っているので、いつも気づかされるところ、何か特別なものではなく、ふだんの表情から歌いかたもそうですし……。フリートークのすごさも『コープスパーティー』のラジオで感じています。何がどうすごいのかを語り出したら、ムック本を作るしかないかなというぐらいのボリュームになっちゃうんですけど(笑)。

今井 うわあ(笑)。

喜多村 綿密に練られた人なんだなと感じているので、それを越えたいなとか、追いつきたいなとか。追いかけたり、追い抜かしたりしたいなと思いつつやっています。
 

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――今後、アートリーベインとしてどうしていきたいという思い、野望を教えてください。

 

今井 ガーンといったんさい!

喜多村 横浜アリーナとか言えばいいの?

今井 まじでー!? それはちょっと(笑)。ベインさんビビるの図。

喜多村 言ったあとで私も三角座りしてたりするから。夢の話は、言うだけタダ(笑)。

――(笑)。近い希望の話と夢の話でお願いします。

 

今井 私は「アートリーベインっていいよね」ってみんなに思ってもらえるように努力していきたいと思っています。とくにアートリーベインを通じて、女性の方にもたくさん聞いてほしいなと思っていて。アートリーもベインも女としての生き様をこれから表現していけたらいいなと思っているので、それを聞いてくれる女性に届いたときに、どんなものが返ってくるのか知りたいですね。あと男性から見て、この人たち、キレイだよね、かわいいよねと言ってもらえるように努力していきたいとも思いますし、ビジュアル的な面でもベインとしては、多くを語らずでありたいと努力したいと思っています(笑)。ベインとしてのキャラクター付けも今井麻美個人ではなく、ベインがもっともっと大きな存在になっていけるように、これから彼女を形作っていきたいなと思っています。

喜多村 まだ1回しかライブをしていませんし、“萌え博”では特設ステージだったので、今度はホールなどの箱でやりたいなとすごく思っています。そこでの表現や響きも違うでしょうし、これまでは歌はひとりでやることが多かったこともあり、学祭とはいえ、今井麻美という人と同じステージに立って本番で受けたプレッシャーや緊張感がいい刺激になり、自分の取り組みかたもすごくプラスになった経験があったので、もう一回味わいたいなと。舞台のうえで、アートリーベインとして立つ回数が増えたらいいなと切実に思います。

 

――野望のほうは?

 

喜多村 大きな箱でできればいいですね。アリーナじゃなくてもいいんだけど(笑)。特設ステージでの自由観覧じゃなくて、アートリーベインを目的に、同じ空間でみんなで息を吸う経験をもっとやりたいなと。舞台で歌に特化したライブをやると。今井さんはへらへらしてますが、へらへらじゃない今井さんが大好きなので、そこを味わいたいなという願望もあります(笑)。

 

――では、最後にファンへのメッセージをお願いします。

 

喜多村 シングルの発売とお披露目に向けて、イベントなり取材なりで皆さんに御顔をお披露目できる場を数多く持ちたいなと、みんなで目標を掲げて活動しています。ですので、ひとつ残らず皆さんと出会えるといいなという気持ちがあります。あと、『コープスパーティーBR』では、声優としても出演させていただいていまして、いろいろな表現の種類の場をもたせてもらっているので、個人的なスキルアップも含めてがんばりたいなと思っています。ラジオは、この取材でもうぼんやりバレていると思いますが、アートリーベインというところよりはパーソナルな部分が出ちゃって、コントみたいなラジオになっています(笑)。でも、随時最新の情報をお知らせできる場でもあるので、『コープスパーティーBR』のラジオはアートリーベインを支持していただける方は全員聞いてほしいですね。あと、めでたくシングルが発売になるということで、とくにカップリングである『Splendid flowers』を聴くと、1枚のCDの中で、アートリーベインの2種類のよさを一気に味わえるようになっています。歌いかただったり、Cメロが逆転していたり、という部分も魅力的な曲ですし、ふたつの作品で真逆のイメージの世界観を表現しているので、そこをアートリーベインとしてどこまで表現できるか注目してください。『Splendid flowers』は、私の中でもチャレンジをしているので、両方とも聴き逃さないでいただければと思います。

今井 アートリーさんがしっかりものなので全部言ってくれました(笑)。アートリーベインって一回聞いただけではなじみの薄い、「なんだろそれ」って思っちゃうものですよね。でも、これから多くの人にアートリーベインと言えば、「ああ、あの!」と言っていただけるようにがんばっていきたいと思います。ですので、気になる方は支えていただければと思います!

 

取材・文章:世界三大三代川

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『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』から加わった新キャラクター殺意の波動に目覚めたリュウと狂オシキ鬼のプレイインプレッションをお届けするぞ。また、『ストIII』と『ストIV VOLT』の情報にも注目。

世界の命運を賭けたLBXたちの闘い、開幕!『ダンボール戦機』!第4回更新

マンガ、アニメ、プラモデルで展開中のコンテンツ『ダンボール戦機』の原作となるゲームが登場!“LBX”と呼ばれるホビー用小型ロボットを操作し、バトルを勝ち抜いていこう。ファミ通.comでは全4回に渡り、爽快なアクションや自由度の高いカスタマイズシステム、通信プレイのおもしろさなど、本作の魅力を紹介していくぞ。

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