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トップ10速報 5月11日更新
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全米、および国内のボックスオフィス速報
駒井尚文 (編集部)
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5月11日発表(毎週火曜日アップデート)
全米週末興行成績 2004年5月7日~5月9日
(金額、順位は確定後のもの)
今週
順位
先週 タイトル/邦題 配給(日本配給) スクリ
ーン数
上映週 週末の興収($) 累計興収($)
1
Van Helsing
「ヴァン・ヘルシング」
Universal
(ギャガ・ヒューマックス)
3575 1 51,748,040 51,748,040
2
1 Mean Girls
「ミーン・ガールズ(原)」
Paramount
(UIP)
2972 2 13,676,552 42,073,762
3
2 Man on Fire
「マン・オン・ファイアー」
Fox
(松竹/ヘラルド)
2846 3 8,235,535 56,350,858
4
New York Minute
「ニューヨーク・ミニット」
Warner Bros.
(ワーナー)
3006 1 5,962,106 5,962,106
5
3 13 Going on 30
「13・ゴーイング・オン・30」
Sony
(ソニー)
3158 3 5,876,246 42,880,123
6
5 Laws of Attraction
New Line
2449 2 3,678,133 12,091,749
7
7 Kill Bill Vol.2
「キル・ビルVol.2」
Miramax
(ギャガ・ヒューマックス)
1952 4 3,022,006 57,791,775
8
4 Godsend
Lions Gate
2323 2 2,793,785 11,366,944
9
6 Envy
「エンビィ(原)」
Dreamworks
(ソニー)
2445 2 2,506,209 9,967,996
10
5 Home on the Range
Buena Vista
1356 6 1,253,738 47,260,250

■サマーシーズン開幕!「ヴァン・へルシング」が首位
 04年のサマーシーズンが開幕。以降8月の中ごろまで、いわゆるブロックバスター大作が毎週末に公開されていくことになる。その先陣を切って公開されたのが、ヒュー・ジャックマン、ケイト・ベッキンセール主演、スティーブン・ソマーズ監督の「ヴァン・ヘルシング」。注目のオープニング興行収入は、約5100万ドルという結果に終わった。これはソマーズ監督99年の作品「ハムナプトラ」の4300万ドルと、01年の続編「ハムナプトラ2」の6800万ドルの中間くらいの数字で、配給元のユニバーサルとしてはやや期待はずれかも知れないが、5000万ドルオーバーはひとまず及第点と言っていいだろう。ちなみに日本での公開は9月4日と決定している。先週1位の「ミーン・ガールズ」は2位に落ちたが、今週も1300万ドルと中々の数字を残した。最終的には7~8000万ドルくらいまで到達しそう。そして、初登場で4位にランクインしたのは、全米で大人気の双子オルセン姉妹主演による「ニューヨーク・ミニット」。超几帳面な姉と自由奔放な妹がニューヨークを舞台に冒険を繰り広げるティーン向けコメディ。オープニングで約600万ドルという数字ははっきり言って期待はずれ。競争が激しいサマーシーズンにあって、余命は長くない。今週末は、現在日米で広告大量投下中の「トロイ」が公開だ。

「ヴァン・ヘルシング」 オフィシャルサイト
New York Minute オフィシャルサイト(英語)


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5月11日発表(毎週火曜日アップデート)

全国週末興行成績 2004年5月8日&9日
(全国集計) 興行通信社提供

今週
順位
先週 タイトル 配給 公開劇場 上映週
1
世界の中心で、愛をさけぶ 東宝 日劇2ほか東宝系 1
2
1 ホーンテッド・マンション ブエナビスタ 日劇1ほか東宝系 3
3
2 名探偵コナン/銀翼の奇術師<マジシャン> 東宝 ニュー東宝シネマほか東宝系 4
4
5 パッション ヘラルド テアトルタイムズスクエアほか 2
5
4 CASSHERN 松竹 丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 3
6
6 キル・ビルVol.2 ギャガ・ヒューマックス 丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 3
7
7 コールド・マウンテン 東宝東和 日劇3ほか東宝系 3
8
3 クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ 東宝 ワーナー・マイカル・シネマズ板橋ほか 4
9
死に花 東映 丸の内東映ほか東映系 1
10
8 ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 ヘラルド/松竹 東劇ほか松竹・東急系 13

■「世界の中心で、愛をさけぶ」が大爆発。ブッチ切りの首位に
 映画公開が近づくにつれグングン部数を伸ばした原作は、何と250万部を突破し、文芸書の歴代部数記録を塗り替えるという凄まじさ。そして、韓国では「冬のソナタ」のスタッフによるリメイクが決定。さらに、平井堅の主題歌がオリコン初登場で2位にランクするなど、強力な追い風を受けて公開された「セカチュー」こと「世界の中心で、愛をさけぶ」。やはりその勢いは凄かった。公開2日間の動員は42万7000人、興収にしておよそ6億円。これは、興収30億円を突破した「黄泉がえり」の330%というもの。日劇2では5週間の公開予定だが、その後もロングランの可能性も高く、興収50億円以上のポテンシャル。ちなみに、原作は1冊1470円だから、250万部を掛けると36億7500万円という売上。映画は原作を超えられるか? 2位の「ホーンテッド・マンション」は、連休が明けてガクっと落ちたが、興収25億円を突破してあとは余裕のクルージング。「パッション」も1週目のパワーはさすがに落ち着いたが、それでも2週目にしてワンランクアップ。9位デビューの「死に花」は苦戦模様。そして、ファーストランを終え、スクリーン数を一気に減らした「王の帰還」はギリギリ10位にとどまった。去る9日には、とうとう興収100億円をクリアしている。  

「世界の中心で、愛をさけぶ」オフィシャルサイト
「死に花」オフィシャルサイト


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