不景気.com > 国内倒産 > 「カワスイ川崎水族館」の運営会社が民事再生法申請

「カワスイ川崎水族館」の運営会社が民事再生法申請

「カワスイ川崎水族館」の運営会社が民事再生法申請

東京都千代田区内幸町に本拠を置く水族館運営の「株式会社アクア・ライブ・インベストメント」と、子会社の「アクア・ライブ・ネイチャー」および「アクア・ライブ・ギフト」(ともに同所)の3社は、3月28日付で東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請したと発表しました。

2019年に設立の同社は、グループ会社を通じて水族館の運営や飲食物販事業を手掛け、2020年7月に開館した「カワスイ川崎水族館」(神奈川県川崎市)の運営を主力に事業を展開していました。同水族館は、JR川崎駅東口前の商業ビル「川崎ルフロン」の9~10階にテナントとして入居する都市型水族館で、斬新な演出などが相応の評価を受けていました。

しかし、開館当初より新型コロナウイルス感染症の影響を受け、入場者数は想定を大幅に下回り推移するなど低迷が続いたため、資金繰りの行き詰まりから自力での再建を断念し今回の措置に至ったようです。

なお、同社によると、既に支援スポンサーとの間で事業の承継について基本合意しており、水族館は通常通り営業を継続する予定です。

「国内倒産」の最新記事

関連記事

カテゴリー

月別記事一覧

最新記事

アクセスランキング