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【ドラニュース】

荒木、初出席「緊張しっぱなし」 名球会LINEで王さん山本浩二さんらと「友達」つながりに

2017年12月14日 紙面から

夕焼けのダイヤモンドヘッドとワイキキビーチを前に談笑する荒木(左)と立浪さん=米ハワイ州ホノルルで(竹村和佳子撮影)

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 【ホノルル(米ハワイ州)竹村和佳子】今年6月に通算2000安打を達成した中日・荒木雅博内野手(40)が12日(日本時間13日)、ホノルル市内のホテルで行われた名球会総会に初出席した。王貞治顧問(77)=ソフトバンク球団会長、山本浩二理事長(71)=元広島監督=をはじめ、そうそうたる顔触れに緊張しっぱなしだが、無料通話アプリ「LINE(ライン)」で、そのお歴々と『友達』としてつながることになった。

 中日では野手最年長で、来季は兼任コーチも務める荒木だが、この名球会ではひよっこ同然。先輩方一人一人に深々と腰を折りあいさつしていく。「緊張なんてもんじゃない。どこを見てもすごい選手ばかり。『荒木手を擦る足を擦る』で、指紋も消えちゃうよ」と、所在なさげに手をもみ、また別の先輩が通りがかれば平身低頭だ。

 無理もない。この日の参加者32人がすべて、プロ球界に名を刻んできた往年のスター選手。世界のホームラン王、ソフトバンクの王会長が顧問を務め、その脇にはミスター赤ヘル、元侍ジャパン監督の山本さんが理事長として座る。中日のOBには、理事に名を連ねるミスタードラゴンズの立浪和義さん。元監督の山田久志さんと谷繁元信さん。小笠原道大現2軍監督、中村紀洋さん、和田一浩さんと、これまたそうそうたる顔ぶれだ。

 同い年で一緒にプレーしてきた阪神・福留孝介と一緒にいるのが、せめてもの息抜きだ。

 総会中、さらに慌てることがあった。参加者でグループラインを作るというのだ。70歳以上が6人、平均年齢50歳以上というメンバーでも、スマートフォンやLINEアプリは当然のツールになっているらしく、これまでは連絡網の電話連絡だったものを、今後は時代の流れにのっとり、LINEで連絡を取ろうということになったのだという。

 

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