《2019年大河ドラマ》出演者発表 第3弾!
そして、番組のタイトル題字はあの人に…!!

いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~

熊本・金栗四三ゆかりの人びと

田口トモロヲ

田口たぐちトモロヲ

金栗信彦(かなくり・のぶひこ)

金栗四三しそうの父親。熊本・玉名の山村で代々、酒蔵を営んでいた。胃が弱く、床にふせがちだが、家族の前では気丈にふるまう。病弱な四三を丈夫にしようとある策を思いつき、熊本の街へ向かう。

宮崎美子

宮崎みやざき美子よしこ

金栗シエ(かなくり・しえ)

金栗四三の母親。熊本に生まれ育ち、みずから畑仕事に汗を流す、たくましく包容力のある女性。夫・信彦を早くに亡くすが、持ち前の明るさで大家族を切り盛りし、上京・進学に躊躇ちゅうちょする四三を温かく送り出す。

志賀廣太郎

志賀しが廣太郎こうたろう

春野先生(はるのせんせい)

のちに金栗四三の妻となるスヤの父親。明治時代にはまだ珍しかった西洋医として、毎日、診療のために村中をまわり、熊本・玉名の人びとに慕われた。四三の父・信彦の最期も看取る。

髙橋 洋

髙橋たかはし よう

池部重行(いけべ・しげゆき)

熊本・玉名の菊池川沿いにある、広大な田畑を所有する名家の跡取りで、実母である池部幾江と庄屋を営む。だが、身体からだが弱く、新婚であった妻・スヤの身をいつも案じていた。


金栗の盟友・三島弥彦の家族たち

小澤征悦

小澤おざわ征悦ゆきよし

三島弥太郎(みしま・やたろう)

三島弥彦のとしの離れた長兄。国際経験豊かな銀行家で、のちの第8代日本銀行総裁であり、子爵を授かった貴族院議員でもあった。名家の当主として、スポーツに明け暮れる弥彦に手を焼く。

白石加代子

白石しらいし加代子かよこ

三島和歌子(みしま・わかこ)

薩摩出身の華族・三島家の大奥様で、弥太郎と弥彦の母。三島家をモデルにした小説『不如帰』では嫁を激しく叱責する「恐母」と誤解して描かれるが、実は、情け深く、涙もろく「女西郷」と呼ばれた。


昭和の大名人・古今亭志ん生ゆかりの人びと

池波志乃

池波いけなみ志乃しの

美濃部りん(みのべ・りん)/ おりん

古今亭志ん生の妻。鳴かず飛ばずの志ん生の才能を信じ、必死で内職して“なめくじ長屋”住まいの極貧生活を支える。“おかみさん” として、奔放な夫とにぎやかな弟子たちをほほえましく見守る。

荒川良々

荒川あらかわ良々よしよし

今松(いままつ)

古今亭志ん生の弟子。師匠思いで、不器用ではあるが愛される芸の持ち主。出世は遅いが、弟弟子の五りんの面倒をよく見る。飄々ひょうひょうとしながらも愛嬌があり、一家のムードメーカー的な存在。


日本最初のスポーツ同好会「天狗てんぐ倶楽部くらぶ」の仲間たち

満島真之介

満島みつしま真之介しんのすけ

吉岡信敬(よしおか・しんけい)

「天狗倶楽部」の名物男であり、三島弥彦とは熱い友情で結ばれている。全国各地で熱心に応援活動を繰り広げ、ついたあだ名は「ヤジ将軍」。日本最初の応援団長として東京の学生で知らぬ者はいなかった。

近藤公園

近藤こんどう公園こうえん

中沢臨川(なかざわ・りんせん)

「天狗倶楽部」の頭脳派・工学博士。鉄道会社に勤めるツテを最大限に生かし、会社が所有する羽田の土地に、日本最初の本格的な陸上グラウンドを建設。日本最初のオリンピック予選会の実現に貢献した。

武井 壮

武井たけい そう

押川春浪(おしかわ・しゅんろう)

スポーツをこよなく愛し、「天狗倶楽部」を創設。各種競技に精通する一方、人気雑誌『冒険世界』などで主筆を務め、“日本SF小説の祖”と称される一面も。当時の若者への人気は漱石に並ぶほどだった。


オリンピックをめぐる人びと

山本美月

山本やまもと美月みづき

本庄(ほんじょう)

当時、まだ珍しかった女性記者。華やかな美貌とは裏腹に、どこか男っぽいところがある。黎明れいめい期だったスポーツに強い関心を持ち、オリンピックに出場する金栗四三や三島弥彦たちを熱心に取材する。

平泉 成

平泉ひらいずみ せい

大隈重信(おおくま・しげのぶ)

内閣総理大臣などを歴任した大物政治家で、早稲田大学の創設者・初代総長。早稲田大学野球部の試合で日本最初といわれる始球式を務めるなどスポーツにも造詣が深い。

井上 肇

井上いのうえ はじめ

内田公使(うちだこうし)

外交官。各国の公使を歴任したあと、1912年に駐スウェーデン公使として赴任。同年に開催されたストックホルム・オリンピックでは初参加で勝手がわからずに苦労する日本選手団をサポートした。

出演にあたって おりん 役・池波志乃

思うところあって、20年近く休業していた女優をやらせていただく決意をしたのは、祖母の役だからです。35年前に演じていますが、若いときの祖母は私にとっても想像の人物でした。今回は今の私と同世代、そのころの「りん」は子ども心にもはっきり覚えています。何より楽しみなのは、容姿以外はある意味そっくりな?最高の「志ん生」ビートたけしさんと共演できること! はなし家のおかみさんとして、家族や弟子たちを下町の家で守ります。


番組タイトルの題字は、横尾忠則さんに決定!

横尾忠則

「いだてん」は韋駄天と書く。

仏舎利を奪って逃げた鬼を追っかけて捕まえた神様のことを言うらしい。
鬼よりも速い神様だったのだろう。

「いだてん」とはとにかく速く走ることだということを子供の頃から何となく知っていた。

そんなわけで走り続けるドラマになってもらいたい。

横尾忠則
1936年兵庫県生まれ。美術家。72年にニューヨーク近代美術館で個展。以降、幅広いジャンルで唯一無二の作品を発表し続け、国内外80の美術館で作品が収蔵されるなど国際的な評価を得ている。
2012年、神戸に横尾忠則現代美術館、13年、香川県に豊島横尾館が開館。受賞・受章多数。


2019年 大河ドラマ(第58作)
「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」

【放送予定】2019年1月より(全47回)

【作】宮藤官九郎

【制作統括】訓覇 圭、清水拓哉
【プロデューサー】岡本伸三、吉岡和彦(プロモーション)
【演出】井上 剛、西村武五郎、一木正恵、大根 仁

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