大規模買収事件で自民県連が党紀委 起訴5市議に意向確認へ

広島市議会議員5人が在宅起訴されたことを受けて、自民党広島県連は30日、党紀委員会を開いて対応を協議しました。
そして、5人の意向を確認した上で来月に改めて会合を開くことになりました。

3年前の参議院選挙をめぐる大規模な買収事件で、公職選挙法違反の罪で自民党の広島市議会議員5人が在宅起訴されたことを受けて県連は30日、広島市内で党紀委員会を開き、対応を協議しました。
この中では「5人は自発的に離党するべきだ」などの意見が出されたということです。
そして、会合では離党勧告や除名などの処分を行う前に、5人の意向を確認した上で来月8日に改めて会合を開いて対応を協議することになりました。
党紀委員長の松岡宏道県議会議員は記者団に対し、「参議院選挙を控える中、党としてはいつまでも引っ張ることで、選挙に影響してはならない。大型連休前までに一定の結論を出していく」と述べました。