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8月30日放送
特集


財部“農”シリーズB

「企業」が「農業」を変える
〜 父子と農家37年間の苦闘 〜


減反に耕作放棄地、そして担い手不足と、危機に瀕する日本の農業。しかし、昨今の雇用情勢の悪化で、農業は新たな雇用の受け皿として注目されている。カギを握るのが、企業の農業参入だ。
2003年、農地法が改正され農家から土地を借りやすくなるなどしたため、多くの企業が農業に参入した。しかし、大半は赤字を抱え撤退・・・事業を続ける多くの企業も赤字に苦しんでいる。農業を産業として成功させるのは簡単なことではないのだ。
そんな中、大成功を収める企業がある・・・ポテトチップス市場のシェア7割を占めるカルビーだ。しかし、その成功までの道のりは容易なものではなかった。
農業に「企業の論理」を持ち込んだカルビーに農家たちは反発、さらに巨大農業組織・ホクレンとも全面衝突した。
そして、ついにカルビーは「企業」と「農家」の共存共栄の仕組みを作り出す。「企業」と「農家」が二人三脚で作り上げた新たな農業のカタチ、その成功までの道のりを、財部が追った。

≪出演≫
財部 誠一(経済ジャーナリスト)

田原コーナー@


楽天の成功を検証!

日本経済を引っ張るイノベーションとは?


100年に1度の不況が叫ばれる中、絶好調な企業がある。
そのひとつが、ネット上に巨大ショッピングモールを持つ「楽天」だ。
今月発表した09年上半期の決算では、純利益、売上高ともに過去最高を記録、今後は海外市場の拡大を目指す。

大手デパートと肩を並べる楽天の流通総額は1兆円、これをわずか12年でゼロから築き上げたのが、三木谷浩史社長だ。
当時はインターネットが普及する前、大手企業が次々つまずいたネットビジネスで勝負に出たのはなぜか?
三木谷社長はその時なにが見えて、どんな夢を描いていたのか?
楽天を成功へと導いた法則を三木谷社長自らが語る!

一方、岐路に立たされている日本経済。
経済大国2位の座を中国に抜かれるのは時間の問題。
新しい日本経済をつくるにはどうしたらいいのか?
日本を引っ張っていくイノベーションは生まれないのか?
ベンチャー企業に投資・育成をしてきたドリームインキュベータの堀会長が新提案!
日本経済の明日を考える!


≪出演≫
三木谷 浩史(楽天会長兼社長)
堀 紘一  (ドリームインキュベータ会長)

田原コーナーA



天皇皇后両陛下ご成婚50年、
即位20年の節目に皇室の未来を考える!



今年は、天皇皇后両陛下ご成婚50年そして即位20年の節目に当たる。そこで番組では、ご成婚50年の歩みを振り返るとともに皇室の未来を考える。
最近の天皇陛下について宮内庁長官は、「ここ何年かにわたり、ご自身のお立場から常にお心を離れることにない将来にわたる皇統の問題をはじめ、皇室にかかわるもろもろの問題をご憂慮の様子を拝している」と述べた。
「将来にわたる皇統の問題」とは、皇位継承の問題である。
この問題は、2005年に「皇室典範に関する有識者会議」が女性・女系天皇を容認する報告書を提出し大きな議論となったが、翌年の悠仁さまご誕生でこの議論がプツンと途絶えたままとなっている。
果たして悠仁さまご誕生で皇室典範の改正は、必要なくなったのか?
さらに共同通信などの世論調査によると皇室に「あまり関心がない」「全く関心がない」と答えた無関心層が43%にのぼり、特に20代では、72%にのぼるなど若い人たちに皇室離れが進んでいる実態が浮きぼりになった。
皇室離れを防ぐにはどうすればいいのか?
そこで番組では、これらの問題について皇室に詳しい歴史学者で「皇室典範に関する有識者会議」のヒアリングで公述した所功教授と旧皇族・竹田家の出身で作家の竹田恒泰氏をゲストに迎え皇室の未来を考える。

≪出演≫
所 功  (京都産業大学教授)
竹田恒泰 (慶応義塾大学講師)