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64年五輪の公式服考案者が判明 故石津さん説塗り替え

 1964年の東京五輪で、日本選手団が開会式などに着用した赤と白の公式服をデザインしたのが、東京の仕立服店主の男性だったことが6日、研究者の調査で分かった。鮮烈な赤のブレザーと白のズボンの組み合わせが称賛され、日本の五輪ファッションの象徴となった服だが、アイビールックで知られたデザイナーの故石津謙介さんが手掛けたとの話が近年広まり、定説化していた。

 男性は東京・神田で洋服店を営んでいた望月靖之さん(1910〜2003年)。繊維業界誌の64年10月号に望月さんが4年以上かけてデザインを練り上げた過程が記されているなど、多くの裏付け資料の存在が判明した。

(共同)

 望月靖之さん

 望月靖之さん

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