AKB48、『オリコン2011年上半期ランキング』で2冠達成！

『オリコン2011年上半期ランキング』（集計期間：2010年12／27付〜2011年6/20付）が発表され、AKB48がシングル、アルバム、ミュージックDVD、ミュージックBlu-ray Discの総売上額が最も高かったアーティストに贈られる「アーティスト別トータルセールス」と「作品別シングル売上枚数」の2冠に輝いた。

　ミリオンヒットとなったシングル『Everyday、カチューシャ』（149.9万枚、5／25発売）と『桜の木になろう』（107.7万枚、2／16発売）がシングルセールス部門で1位、2位を独占。さらに、アルバム部門では、発売1週目で60.2万枚を売り上げた初のオリジナルアルバム『ここにいたこと』（6／8発売）が2位を獲得するなどヒットを連発した。シングル、アルバム、ミュージックDVDランクイン計18作品の総売上額は66.6億円で、AKB48の昨年上半期の25.8億円からは40.8億円アップ。AKB48にとって「上半期アーティスト別トータルセールス」「作品別シングル売上枚数」の受賞はともに初となった。

　また、今回のAKB48による上半期シングルの1位、2位独占は、78年のピンク・レディー、88年の光GENJI、09年、2010年の嵐に続く史上4 組目の快挙で、女性アーティストでは前出のピンク・レディーが『UFO』（上半期売上153.0万枚）と『サウスポー』（上半期売上124.0万枚）で記録して以来、実に33年ぶり史上2組目。なお、女性グループとしての1位は、84年のわらべ『もしも明日が…。』（上半期売上96.7万枚）以来27年ぶりとなった。

　さらに、AKB48はセールス面でも快挙を達成。同一アーティストによる上半期内2作のシングルミリオンは、CD全盛期の99年にGLAYが『Winter，again』（上半期売上163.8万枚）と『BE WITH YOU』（上半期売上117.3万枚）で記録して以来12年ぶりで、記録尽くめの上半期に。

　その他、シングルセールス部門では、AKB48の姉妹ユニットで名古屋の栄を拠点に活動する、SKE48の5thシングル『バンザイVenus』（3／9発売）が27.0万枚で5位、大島優子ら4人からなるAKB48の派生ユニットNot yetのデビューシングル『週末Not yet』（3／16発売）が23.8万枚で9位、板野友美のソロデビューシングル『Dear J』（1／26発売）は女性ソロアーティストトップの21.5万枚で10位に入り、TOP10の半数の5作をAKB48の関連アーティストが占拠。“AKBフィーバー”を象徴する結果となった。