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又吉さんの「火花」 発行部数209万部に
8月4日 19時04分

又吉さんの「火花」 発行部数209万部に
先月、芥川賞を受賞したお笑い芸人、又吉直樹さんの小説「火花」の単行本の発行部数が累計で200万部を超える209万部となることが決まりました。歴代の受賞作の単行本の中では最も多い発行部数となっています。
先月、芥川賞を受賞したお笑い芸人、又吉直樹さんの小説デビュー作「火花」は、若手お笑い芸人たちが悩みや葛藤を抱えながら理想とする「笑い」を模索する物語です。
単行本を発行する文藝春秋によりますと、「火花」は芥川賞に選ばれる前から新人作家の純文学小説としては異例のヒットとなっていましたが、受賞後はさらに売れ行きが伸びたということで、全国の書店で品薄状態となっていました。これを受けて、文藝春秋では今月下旬の授賞式を前にさらに増刷を決め、これで累計の発行部数は200万部を超える209万部となりました。
出版科学研究所によりますと、芥川賞の受賞作の単行本では昭和51年の村上龍さんの小説「限りなく透明に近いブルー」が発行部数131万部で最多でしたが、又吉さんの「火花」はこれを抜いて最も多い発行部数になっているということです。

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