立憲民主党は27日、東京都内で党大会を開いた。夏の参院選へ泉健太代表が「野党で改選過半数の獲得」との目標を掲げ、「コアを固めながら中道の立ち位置までウィングを伸ばす」とする党運営の方針を確認した。「無党派から保守層に共感の輪を広げる。立憲こそがリベラルと中道の旗手」とも語った。
「野党で改選過半数」を目標
泉氏は「自己責任ばかりの競争社会でなく、人に冷淡な身を削るばかりの改革でなく、人に優しい改革を進めていきたい。ぶれずに自民党とは違う選択肢を提示していく」と訴えた。新年度当初予算案の衆院採決で賛成に回った国民民主党を念頭に「(本予算案の賛否は)政権に賛同するか否かが問われる」と指摘。そのうえで「本予算への反対。これが政権を目指す野党の真っ当な姿勢」と述べ、国民民主との違いを強調した形だ。
ただ、その後の会見では、候…