できごと大阪市の公募校長を更迭へ 教頭が口論の末に土下座 「業務を停滞させた」と市教委2014.3.19 23:36

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できごと

大阪市の公募校長を更迭へ 教頭が口論の末に土下座 「業務を停滞させた」と市教委

2014.3.19 23:36 westセレクト
橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)肝いりの公募制度で、中学校長に就任した北角裕樹氏。日経新聞の記者時代は企業不祥事の取材が長く、危機管理広報の研究で経営学修士も取得。「問題解決力」を育む学校を目指していた

橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)肝いりの公募制度で、中学校長に就任した北角裕樹氏。日経新聞の記者時代は企業不祥事の取材が長く、危機管理広報の研究で経営学修士も取得。「問題解決力」を育む学校を目指していた

 出直し大阪市長選に出馬している橋下徹前市長(大阪維新の会代表)肝いりの公募制度で民間から就任した市立巽中学校(生野区)の北角裕樹校長(38)について、市教委が「学校業務を停滞させた」などとして近く更迭する方針を固めたことが19日、市教委関係者への取材で分かった。

不祥事、危機管理に詳しい元「日経」記者

 市教委によると、北角校長は平成25年4月の着任以降、教職員や保護者らから「独断的な学校運営」などと批判され、PTAが更迭を求めていた。7月には教頭が北角校長と口論の末に土下座して謝罪するトラブルがあり、教頭はその後、休職した。

 北角校長は元日本経済新聞記者。同市の公募校長をめぐっては1人が「自分のスキルを生かせない」と就任約3カ月で早期退職したほか、別の1人が保護者らへのセクハラ行為で更迭された後に退職。不祥事やトラブルが相次いでいる。

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