プレスリリース
第13回WTO閣僚会議の結果概要について
2月26日(月曜日)から3月2日(土曜日)未明までの間、アラブ首長国連邦(アブダビ)で第13回WTO閣僚会議が開催され、武村農林水産副大臣他が出席しました。また、同会議に参加したケニア・ミアノ投資・貿易・産業長官(農業ファシリテーター)及びアイスランド・ヨルフソン外務次官(漁業補助金ファシリテーター)と会談を行いました。
1.第13回WTO閣僚会議
概要
本会議では、農業分野の今後の作業計画や漁業補助金のルールについて議論され、武村副大臣は我が国の考えを説明しました。
(ア)農業
次回閣僚会議に向けた作業計画について議論されましたが、合意には至らず、議論が継続されることとなりました。
(イ)漁業補助金
漁業分野では、過剰漁獲につながる漁業補助金などの規律規定について議論されましたが、合意には至らず、議論が継続されることとなりました。
2.ケニア・ミアノ投資・貿易・産業長官との会談
農業交渉のファシリテーターを務めるケニアのミアノ投資・貿易・産業長官と会談を行い、WTO農業交渉に関する次回閣僚会議に向けての今後の作業計画については、輸出規制を含む各分野のバランスをとることが重要である旨を主張しました。
3.アイスランド・ヨルフソン外務次官との会談
漁業補助金交渉のファシリテーターを務めるアイスランドのヨルフソン外務次官と会談を行い、過剰漁獲につながる漁業補助金などの規律について意見交換を行いました。
(左側手前から2人目が武村農林水産副大臣)
お問合せ先
(会議全般について)
輸出・国際局国際経済課
担当者:小島、井戸、池田
代表:03-3502-8111(内線3460)
ダイヤルイン:03-3502-8057
(水産関係について)
水産庁加工流通課水産物貿易対策室
担当者:清水、大谷
代表:03-3502-8111(内線6811)
ダイヤルイン:03-6744-1867