スポニチ大阪

「痛快!エブリデイ」後継番組は人妻癒しタイム!

「よ〜いドン!」レギュラーパーソナリティーを務めることになった円広志

◆ 関テレ「よ〜いドン!」円広志と“朝の顔” ◆

 関西テレビの朝の顔が“奥様5人衆”に替わる。27日で終了する人気情報番組「痛快!エブリデイ」(月〜金曜、前9・55)の後継番組が「よ〜いドン!」(30日スタート)に決まったことが12日、分かった。司会は月曜から金曜まで未知やすえ(44)、松本伊代(42)、ハイヒール・モモコ(44)、ハイヒール・リンゴ(46)、羽野晶紀(39)の順に日替わりで務める。


◆ 庶民の生活にスポット ◆

 放送スタートから15年、落語家・桂南光(56)の司会で人気だった「−エブリデイ」の後継「よ〜いドン!」は全く違ったテイストになる。

 ニュースや芸能、スポーツ情報は扱わない。「ゆったり」「ほっこり」「にっこり」をテーマに街角の小さな温かい話題や、一般庶民のライフスタイルにスポットを当てる。

 日替わりのメーンパーソナリティーは関西初レギュラーの松本、テレビ復帰後初レギュラーの羽野とともに、関西ではおなじみの未知、モモコ、リンゴの“奥さまタレント”。さらに月〜金曜通しで“一番おばちゃんに近いおじさん”円広志(54)がレギュラーパーソナリティーを務め、関テレの“新米主婦”藤本景子アナウンサー(30)を含めた3人で進めていく。セットは居間の掘りごたつをイメージした和風のつくりで“ほっこり感”を演出する。

 基本スタンスはロケのVTRを見てスタジオの3人がしゃべる形。メーン企画は街をブラブラしながら“すごい人”を探しだし、「人間国宝」に認定する「となりの人間国宝さん」。1回目は大阪市阿倍野区と大正区で「国宝」を探す。ほかにも視聴者から送られた自慢の写真を紹介する「よ〜いドン写真館」や、さまざまな食材の産地を訪れる「産・地・人」など視聴者と双方向で一緒に作り上げる番組を目指すという。

 松澤真木チーフプロデューサー(50)は「ゆっくりしたテンポで見られる番組にしたい。どういう反応を呼ぶか、トライでもあります」と説明した。読売テレビ「なるトモ!」やABCテレビ「はぐれ刑事純情派」など強敵の並ぶ時間帯。情報化社会に逆行するような“癒やし系番組”が新風を吹き込む。


◆ 「痛快!エブリデイ」拡大版でお別れ ◆

 27日で長い歴史に終止符を打つ「痛快!エブリデイ」は23日からの最終週に“さよなら企画”を用意。月曜の人気コーナー「男がしゃべりでどこが悪いねん!」や木曜の「モーレツ!怒りの相談室」など各曜日のコーナーごとに、その歴史を振り返る。さらに23日と27日の放送は通常より15分長い90分の拡大版でフィナーレを彩る。

[ 2008年6月13日付 ]

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