「播磨勝原駅」申請へ JR山陽線英賀保―網干駅間
2005/02/25

 JR西日本は二十四日、姫路市勝原区熊見のJR山陽線英賀保―網干駅間に新駅「播磨勝原(かつはら)駅」(仮称)を設置することを、二十五日に近畿運輸局長に認可申請する、と発表した。二〇〇八年春の開業予定で、同市内では今年三月一日に開業する「ひめじ別所駅」(別所町)に続いての新駅誕生となる。

 播磨勝原駅は、英賀保―網干駅間(約五・七キロ)のほぼ中間に橋上駅(ホームは相対式二面)として整備される予定で、エレベーター二基が設置される。普通電車のみの停車で、現行ダイヤなどから想定すると一日で上下計二百十二本が停車、約五千人の乗降客が見込めるという。

 事業費は約十一億八千万円で、JR西日本が一割、姫路市が九割を負担する。また、これまで新駅の仮称は「勝原駅」だったが、福井県のJR越美北線に同じ字を使う「勝原(かどはら)駅」があることが判明したため、「播磨勝原駅」に変更となった。

 同駅の予定地周辺は住宅開発などが著しく、同市が一九九四年に「新業務拠点地区」として位置付け。二〇〇二年十月、同市からJR西日本に新駅の設置要望書が提出されていた。

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