SUNTORY / 焼酎・チューハイ
SITE MAP

  ■dancyu9月号(8月6日発売)掲載

高級本格焼酎「鏡月グリーン」が進む!進む!
本場ソウルで習う絶品!韓国伝統料理
まろやかな飲み口と〜

チェ・チウン
教える人 チェ・チウン
大学生のときに宮中料理に興味をもち、「朝鮮王朝宮中料理研究院」に入学。無形文化財の黄慧性氏の下で5年間助手を務める。現在は韓国内はもちろんのこと、日本でも雑誌などで料理を紹介。『オモニの食卓』『韓国のおいしい食卓』(ともにPARCO出版)といった書籍も日本で出している。

鏡浦台01

鏡浦台02

昔から風流人に愛された楼閣「鏡浦台」。高麗末期に建立され、1508年に今の場所に移築された。ここから眺める鏡浦湖の松林、海岸の村の様子は「鏡浦八景」として名高い。また月を眺める絶好の場として、多くの詩に謳われている。

 

 

 

韓国の名山、雪岳山。この山麓の湧水で「鏡月グリーン」はつくられる。
「鏡月グリーン」
チェさんがつくる韓国の伝統料理
崔さんがつくる伝統的な韓国料理。手前が、ジョンと呼ばれる「ピカタ風お焼き」。奥が、牛スネ肉や温野菜の「松の実ソースの韓国風サラダ」。右が「イカのピリ辛和え」。宮廷料理や祭祀に欠かせない上品な料理には、マイルドで清冽な「鏡月グリーン」がよく合う。



 どんなお酒もそうなのだが、美酒あるところに旨い料理は欠かせない。最近、日本で人気の韓国焼酎もまた然り。その旨さを極めるには、本場の食と文化を知ることが重要だ。
 そこで今回訪ねたのは、韓国料理研究家の崔智恩(チェチウン)さん。「旨い土地には、旨いものが宿る」と考える崔さんが提案したのは、高級韓国焼酎「鏡月グリーン」の故郷・江原道への旅だった。その歴史と文化を知ることで、この焼酎にこそふさわしい“絶品酒肴”をつくりたいそんな思いがそこにはあった。
 韓国九道の最北部、東海(日本海)に面している江原道(カンウォンド)は、名山と名水の地。春は山に咲くチンダッレ(つつじ)を求め、夏は海、秋は紅葉、冬は雪と、自然の美しさを求めて一年中人が訪れる景勝の地もである。
 周囲には史跡も多く、文化の香り高い土地。「歴史と自然を存分に味わって、ともに楽しむ料理へのインスピレーションを感じたい」。そんな言葉から、旅は始まった。




酒器セット

上は博物館が所蔵する500年前の携帯酒器セット。酒、肴、杯がコンパクトに収められる。かつて風流人はこれを携え、鏡浦台で月を楽しんだ。

右は1800年代に描かれた「関東八景図」。鏡浦台が描写されている。

「関東八景図」

淮山石碑
工場の近くの石碑。朝鮮王朝第5代の王がその湧水を絶賛し「淮山」と名付けた。この水で王の胃の具合がよくなったという逸話も残る。



次へ


(C) Copyright 2001, Suntory Limited. All rights reserved.
飲酒は20歳を過ぎてから