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「二転三転は手続き上のこと」 橋下弁護士出馬会見詳報(4) (1/2ページ)
−先週は確信犯的にうそをついたのか?
「うそではないです。当時から合意がありました」
−二転三転しており、会見の内容もテレビなど内向きで、言葉の軽さもあると思うが、府民に対してどう説明するのか?
「内向きの話が出ましたが、すべての仕事をほっぽりだして出馬することを府民が納得できるかというとそうではない。私がある弁護士を訴え、結局、敗訴した裁判があるんですが、弁護士の世界ではある事務所に所属するのを『いそ弁』といいます。独立するときに、それまでの仕事をほっぽりだしていくのは慣行だが、それはできない。調整がつくまで出馬できないのは間違いではない。二転三転といわれればそうかもしれませんが、大阪を変えたいという気持ちに変わりない。二転三転したのは手続き上のこと、二転三転というより1回かえただけ、大阪をかえたいという思いに変わりはないです」
−テレビ関係者に迷惑をかけたといったが、出ないといってるのを見た府民に対しては?
「信用できないといわれれば、有権者の判断。それを覆すだけの大阪を変えたいという今からの気持ちをアピールして、絶対に出ないといって出ると覆したことを説明したい」
−自民からいつ打診があったのか?
「朝倉幹事長と会ったのは言われているころです。知人の民間会社の社長を通じて会食しました。『大阪府政どうだろう』といわれ、私が席上、大阪に対しての思いを語りました」
−そのときに打診されたという認識があったのか?
「報じられたのは5日。ですから3日に正式な要請をいただいたと思っています」
−朝倉さんからですか
「そうです」
−出馬してほしいといわれたのか
「出馬という言葉は…。諸条件が整っていなかったものですから、朝倉さんもこいつは本当にできるのかと見定めていた状況では。私の方から『諸条件が整えば頑張る意思はあります』と伝えました」
−ほかの党は
「民主は一切ありません。公明もお会いしてません」