訴追された男 裁判所に出廷 NZ乱射テロ

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ニュージーランド中部クライストチャーチのモスクで、49人が殺害された銃乱射テロで、訴追された男が16日朝、裁判所に出廷した。

法廷で男は、白人至上主義を示すポーズを見せ、当局は動機の解明を急いでいる。

実行犯は、建物右の細い道に車を止めて、正面から中に入り、犯行に及んだ。

そして、道路の反対側の公園では、多くの人が集まって犠牲者を悼んでいる。

2カ所のモスクで49人が殺害された銃乱射テロで、殺人容疑で訴追された、ブレントン・タラント容疑者(28)は、16日朝、裁判所に出廷した。

その際、指でOKのようなサインを出していて、複数の欧米メディアは、「白人至上主義者がするサインだ」と伝えている。

この事件では、実行犯が犯行の様子を生配信していたとみられるほか、タラント容疑者は、事件前、「移民が侵略し白人社会を脅かしている」などとする声明を発表していて、背景に白人至上主義がある可能性も含め、当局が動機の解明を急いでいる。

また、タラント容疑者は、銃所有の免許を持ったうえで、犯行に使った複数の武器を入手していて、アーダン首相は、銃規制を強化する考えを示した。