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【新型インフル】フェーズ6にも国内事情で柔軟対応 舛添厚労相
このニュースのトピックス:新型インフルエンザ
舛添要一厚生労働相は8日の閣議後会見で、新型インフルエンザ対策の行動計画について「フェーズ(警戒水準)が6に上がったら緊急対策本部を開き、学校の臨時休業措置など、行動計画の弾力的運用を検討したい」と話した。
行動計画では、世界保健機関(WHO)が、フェーズを現行の「5」から「6」に引き上げても、国内での対応は基本的には変わらないことになっている。
しかし、舛添厚労相は「ウイルスの毒性や外国への広がりを見ながら検討したい」として、国内の警戒レベルを引き上げる前でも、弾力的に必要な対策を実施する方針を示した。
学校の臨時休業については「学校では濃厚接触が避けられない。米国のように臨時休業しないというのが良いかどうか慎重に考えたい」と説明。保育園の休業については「共働き世帯の場合、職場の状況なども考慮しないといけない。そうした社会的影響も考えないといけない」とした。
一方、WHOが海外に渡航して受ける臓器移植の自粛を求める指針案の正式決定を、1年先送りすることを決めたことについては、「WHOは新型インフルエンザの対応でやむを得ないと思うが、日本の国会はそれに関係なく審議し、臓器移植の新しい方法について、国民のコンセンサスを得ることが重要」と語った。
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