マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:成毛 真)は、最新の Mac OSに対応したマッキントッシュ版Officeの最新バージョン、「Microsoft(R) Office 98 Macintosh(R) Edition」日本語版(以下:Mac Office 98)を9月4日(金)に全国の販売店で発売します。また、単体製品として「Microsoft Word 98 Macintosh Edition」日本語版と「Microsoft Excel 98 Macintosh Edition」日本語版の2製品も10月初旬に別途発売する予定です。
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Mac Office 98は、通常パッケージのほかに、既存バージョンのマッキントッシュ対応版Officeあるいはマッキントッシュ対応版Officeファミリー製品を持つユーザーを対象としたアップグレード パッケージを併せて発売します。(アップグレード対象製品については、添付資料1を参照)
本製品は、以下の5つのソフトから構成されています。
- ・日本語ワードプロセッサ
- 「Microsoft Word 98 Macintosh Edition」 日本語版
(以下:Mac Word 98)
- ・統合型表計算ソフト
- 「Microsoft Excel 98 Macintosh Edition」 日本語版
(以下:Mac Excel 98)
- ・プレゼンテーション ソフト
- 「Microsoft PowerPoint(R) 98 Macintosh Edition」日本語版
(以下:Mac PowerPoint 98)
- ・インターネット ブラウザ ソフト
- 「Microsoft Internet Explorer 4 for Macintosh」 日本語版
(以下:Internet Explorer 4)
- ・電子メールおよびニューズリーダー ソフト
- 「Microsoft Outlook(TM) Express 4 for Macintosh」 日本語版
(以下:Outlook Express 4)
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今回発売するMac Office 98および発売が予定されている単体製品(Mac Word 98 / Mac Excel 98)は、PowerPC対応のアプリケーションとなり、従来の680x00系CPUを搭載した機種では動作しません。
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Mac Office 98は、本年1月6日(火)にサンフランシスコで開催されたMACWORLD Expo San Franciscoで英語版が発表され、その翌月の2月18日(水)に幕張メッセで開催されたMACWORLD Expo Tokyoにおいて日本語版の開発意向表明を行いました。
すでに、米国では現地時間の3月26日(木)より発売を開始しており、翌月4月22日(水)米国本社より発行された第3四半期の収益に関するニュースリリースの中でもMicrosoft Windows NT(R) Workstationと並んで非常に好調な販売をしていることを強調しています。(ニュースリリースの原文: http://www.microsoft.com/corpinfo/press/1998/Apr98/Q98EARNPR.htm)
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約3年ぶりの大幅なバージョンアップとなるMac Office 98は、最新のMac OSに準拠したプラチナ調のユーザーインターフェイスや、QuickTime をはじめとするアップル社の最新技術に対応するなど、マッキントッシュ プラットフォームと非常に親和性が高い点が特長です。
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さらに、マッキントッシュ版だけの特長として、インストール プログラムを使用することなくMac Office 98をインストールできる「ドラッグ アンド ドロップ インストール」や、MacOffice 98の実行に必要なファイルに問題が生じても、自動的に障害を修復する 「アプリケーションの自動修復機能」などがあります。これらの機能はマッキントッシュ版で初めて採用された技術です。
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Mac Office 98は、Microsoft Office 97 for Windows(R)(以下:Office 97 for Windows)同様、IntelliSense(TM)テクノロジーやVisual Basic(R) for Applications(以下:VBA)をはじめ、縦書きおよび罫線描画機能の強化、高速日本語あいまい検索、要約の自動作成(以上Word 98)、セルに対する書式設定の強化、自動ふりがな機能(以上Excel 98)など、柔軟で強力な日本語処理機能を搭載しています。また、Officeアシスタントに新しいキャラクター「マックス」が加わり、操作状況に応じたアドバイスやヘルプなどを楽しいアニメーションと共に表示します。
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Mac Office 98では、コンバータを一切必要としない「Office 97ファミリー製品とのファイル互換」を実現し、使用しているオペレーティング システムの違いを気にすることなく効率の良い作業を行うことが可能です。加えて、Office 97 for Windowsに搭載されているVBAとも互換性があるため、資産をそのままマッキントッシュ プラットフォーム上で利用することが可能です。
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Mac Office 98に関しては、アップルコンピュータ株式会社(以下、アップル)との協力体制の下、アップル主催の新製品内覧会、セミナーにおける弊社製品の紹介や、当社主催のセミナーなどにおけるハードウェアのご提供など、相互においてプロモーション活動を展開しています。
また、本製品発売に合わせOffice 98 Macintosh Edition対応のテンプレート集、素材集などの関連製品が株式会社ジェイシーエヌランド、株式会社メディアヴィジョン、株式会社ローカスより発売されます。(詳細は、添付資料2を参照)
さらに日経BPソフトプレスよりセミナーテキスト7種類(Mac Word 98、Mac Excel 98およびMac PowerPoint 98)がMicrosoft Pressセミナーテキストとして発売されます。また、このテキストを使用したトレーニングがアップル認定トレーニングセンター(以下:ATC)にて実施されます。これにより、今回、マッキントッシュ プラットフォームにおいても、ATCによる充実したトレーニング環境が提供されることになります。
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■必要システム
(Microsoft Office 98 Macintosh Edition)
コンピュータ本体 |
PowerPCを搭載したマッキントッシュ (120MHz以上の動作クロックを推奨) |
基本ソフトウェア |
漢字 Talk 7.5 バージョン 7.5.3以上(Mac OS 8.0以上を推奨) |
各アプリケーションの 実行に必要なメモリ容量 |
Word 98, Excel 98 および PowerPoint 98 16 MB以上(仮想メモリ使用時) * 仮想メモリを使用しない場合は 48 MB以上を推奨 Ineternet Explorer 4 および Outlook Express 4 8 MB以上(仮想メモリ使用時) * 仮想メモリを使用しない場合は 12 MB以上を推奨 |
ハードディスク |
115 MB以上の空き容量 (インターネットエクスプローラ使用時は、さらに 8.5 MB必要) |
その他 |
CD-ROMドライブおよびマウス |
注意)
* 本製品はCD-ROM版のみとなります。
* 3.5インチフロッピーディスク版(1.44MB)の提供はありません。
* 必要メモリ、ハードディスクの容量はシステム環境によって異なる場合があります。
* 本製品にはオペレーティングシステム(漢字TalkおよびMac OS)は含まれていません。
* 本製品は680x0系CPUを搭載した機種では動作いたしません。
■発売概要
製品名: |
「Microsoft Office 98 Macintosh Edition」日本語版 |
発売日: |
9月4日(金) |
価格: |
パッケージ |
推定小売価格 |
通常パッケージ |
68,800円 |
アップグレード パッケージ |
41,200円 |
アカデミック パッケージ |
23,800円 | * 当社では、推定小売価格を表記しておりますが、販売価格はマイクロソフト製品取扱店にお問い合わせください。 |
販売チャネル: |
全国の販売会社での取り扱い |
パッケージ内容: |
CD-ROM、活用ガイド、お使いになる前に、使用許諾契約書、オフィシャル ユーザー登録依頼書など |
提供メディア: |
CD-ROM のみ * フロッピーディスクでの提供はありません。 |