経済・IT日航ジャンボ、41年の歴史に幕 ラストフライト便が成田到着2011.3.1 13:21

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日航ジャンボ、41年の歴史に幕 ラストフライト便が成田到着

2011.3.1 13:21
JALジャンボジェット機(ボーイング747-400)最後の到着便で今日限りで姿を消すJALジャンボ機。ホノルルから到着した機体を出迎えカメラにおさめるJAL職員=3月1日午後、成田空港(矢島康弘撮影)

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JALジャンボジェット機(ボーイング747-400)最後の到着便で今日限りで姿を消すJALジャンボ機。ホノルルから到着した機体を出迎えカメラにおさめるJAL職員=3月1日午後、成田空港(矢島康弘撮影)

 「ジャンボ」の愛称で親しまれた日本航空のボーイング747の定期運航便ラストフライトの2機が1日午後、成田空港に到着した。日航のジャンボは1970年に就航し、世界で最も多い112機を導入したが、同日で経営再建のためのリストラですべて退役し、高度経済成長などを支えた41年の歴史に幕を閉じた。

 成田に到着したのは、国内線の那覇発の3098便、国際線のホノルル発75便。日航のジャンボ機は、ピーク時の94年から2001年には約80機が運航していた。しかし、原油高騰で燃費の悪さなどが日航の業績を圧迫する要因にもなった。昨年2月に会社更生法の適用を申請し、再建に向けたリストラの一環として全機の退役を決めた。

 日航によると、2日以降は臨時便などで使用する予定もなく、塗装を塗り替えた上で、海外の航空会社などにすべて売却されるという。

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JALジャンボジェット機(ボーイング747-400)最後の到着便で今日限りで姿を消すJALジャンボ機。ホノルルから到着した機体を出迎えカメラにおさめるJAL職員=3月1日午後、成田空港(矢島康弘撮影)
JALジャンボジェット機(ボーイング747-400)最後の到着便で今日限りで姿を消すJALジャンボ機。JAL職員が機体に手をふっていた=3月1日午後、成田空港(矢島康弘撮影)
ホノルルから到着した、ボーイング747の日航最後の国際線定期運航便=1日午後、成田空港
ホノルルから到着したボーイング747の日航最後の国際線定期運航便を迎える人たち=1日午後、成田空港
JALジャンボジェット機(ボーイング747-400)最後の到着便で今日限りで姿を消すJALジャンボ機。ホノルルから到着した機体を出迎えるJAL職員=3月1日午後、成田空港(矢島康弘撮影)
JALジャンボジェット機(ボーイング747-400)最後の到着便で今日限りで姿を消すJALジャンボ機。パイロットに握手をするホノルル便の乗客(右)=3月1日午後、成田空港(矢島康弘撮影)
JALジャンボジェット機(ボーイング747-400)最後の到着便で今日限りで姿を消すJALジャンボ機。乗客を横断幕を手に出迎えるJAL職員=3月1日午後、成田空港(矢島康弘撮影)

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