全日空と日本航空 今月6日から国内線を減便 感染拡大受けて

全日空と日本航空 今月6日から国内線を減便 感染拡大受けて
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、日本航空と全日空は、羽田と新千歳や大阪などを結ぶ国内の路線について、今月6日から12日まで減便することを決めました。日本航空と全日空が新型コロナウイルスの影響で国内線の減便を決めたのは初めてです。
新型コロナウイルスの影響で、全日空と日本航空は、中国本土を結ぶ路線など一部の国際線での運休や減便に加えて、国内線の路線についても大幅な減便を決めました。

このうち日本航空では、今月6日から12日までの間、29の国内路線で1日当たり合わせておよそ50便の減便を決めています。

具体的には、
▽羽田と福岡を結ぶ便で最大5往復便、
▽羽田と新千歳を結ぶ便で最大4往復便、
▽羽田と大阪を結ぶ便で最大2往復便、
▽羽田と沖縄を結ぶ便で最大2往復便の減便が決まっています。

また、羽田と帯広や旭川、高松、鹿児島などの各地を結ぶ便についても1往復便ずつが減便されます。

さらに、大阪と仙台や長崎を結ぶ便など羽田以外の路線でも減便が決まっている所があります。

一方、全日空でも今月6日から12日までの間、9路線で1日当たり合わせておよそ29便の減便を決めています。

具体的には、
▽羽田と新千歳を結ぶ便で最大5往復便、
▽羽田と福岡を結ぶ便で最大3往復便、
▽羽田と大阪を結ぶ便で最大2往復便、
▽羽田と広島を結ぶ便で2往復便、
▽羽田と高松を結ぶ便で1往復便の減便が決まっています。

また、新千歳と中部や大阪を結ぶ便など羽田以外の路線でも、減便が決まっている所があります。

減便の理由について日本航空と全日空は、いずれも「新型コロナウイルスの影響で利用者が落ち込んでいるため」としています。

各社は、ホームページで最新の情報を確認するよう呼びかけています。