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【クマ出没】市街地にどうやって現れた? 防犯カメラが姿とらえる

広島県廿日市市で目撃が相次いだクマとみられる姿を防犯カメラがとらえていました。市街地にどうやって現れたのでしょうか。 28日午前5時ごろ。廿日市市天神にある寺の防犯カメラです。映っていたのは、1頭のクマ。体長は1メートルほどとみられています。クマはどんな場所に現れたのか。案内してもらいました。 ■正覚院 管梅 弘順 住職 「そのカメラです」 防犯カメラは、本堂の屋根に取り付けていました。 ■正覚院 管梅 弘順 住職 「本堂の横を通って北側を壁に沿って奥まで歩いて行って、一番奥(のフェンス)を越えた所までうつっている」 ■正覚院 管梅 弘順 住職 Q「クマはよく出るんですか?」 「いえいえ」「帰ってきて30年近くになりますが(クマ出没は)はじめてです」 28日、廿日市の市街地で相次いだクマの目撃情報。午前5時から8時ごろまでに10件にのぼります。市によると、海に近い市街地での目撃は、初めてだといいます。 ■安佐動物公園 野々上範之 獣医師 「山から直接民家が多い地域や道路が大きい所を通って(クマが市街地に)来る、それは考えにくい」 「ただ、近くに川があるので、河原に降りて上がれなくなってどんどん(市街地に)下りる可能性はある」 クマが目撃された近くにある小学校の通学路では29日朝、猟友会のメンバーが児童の登校を見守りました。 ■猟友会 「市街地に(クマが)出るとなると花火で追い払って、 山に逃がすように」 廿日市市によると、今のところ新たな目撃情報はないものの、引き続き注意を呼びかけています。 《2024年5月29日放送》

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